まもなく登場するレクサス新型「LM」を“豪華なアルファード”と呼ぶ声も!? それでも2台が競合しない理由とは
LMとアルファードをわけるのは「コト」
実際、都内のレクサス販売店担当者も「LMとアルファード/ヴェルファイアを比較検討されているお客様はまずいない」と話します。

直接的には、価格帯が大きく異なることやLMが4人乗り仕様のみであることなどが大きな理由となっているようです。
一方、より本質的な視点で見ると、LMはプレミアムブランドであるレクサスのモデルであるという点も大きく関係していると考えられます。
これまで、プレミアムブランドと大衆車ブランドの大きな違いは、クルマそのものの機能や装備の違い、そしてそこに由来する価格の違いにあると考えられてきました。
もちろん、現在でもそういう傾向がないわけではありません。
けれども、たとえば「LBX」のようにレクサスでも比較的手頃な価格帯のモデルもあれば、アルファードや「クラウン」シリーズのようにトヨタでも高価なモデルもあるなど、単に価格帯の違いだけでレクサスとトヨタをわけることは難しくなっているのも事実です。
そのようななかでレクサスを選ぶユーザーは、プレミアムブランドならではの体験や経験に価値を感じるケースが多いと言われています。
たとえばLMの場合、豪華な後部座席という「モノ」自体ではなく、そこから得られる快適な移動という「コト」に価値を感じるユーザーから高く評価されていると言います。
さらに言えば、ホスピタリティあふれる販売店の対応や、レクサスを所有することで覚える優越感も「コト」のひとつです。
つまり、2000万円という価格は、クルマとしてのLMという「モノ」だけでなく、「コト」も含めたすべての要素に対する対価であると言うことができます。
逆に言えば、単にLMを「モノ」として見てしまうと、「デラックス・アルファード」に見えてしまう部分もあるかもしれません。
しかし、レクサスというプレミアムブランドのモデルであるからこそ感じられる「コト」に目を向ければ、LMとアルファード/ヴェルファイアがまったく別のものであることは自明と言えそうです。
※ ※ ※
2023年12月に正式発売となる予定のLMですが、販売店ではすでに受注を開始しているようです。
前出の販売店担当者は「納期については少なくとも2024年8月以降を見込んでいただく必要がある」と話すものの、現時点では受注停止となる可能性は低いようです。
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