まるで新車!? 米国の有名ポルシェレストア「シンガー」が手がけた964型ポルシェ911が日本初上陸
450台限定の「クラシックスタディ」が日本上陸
今回日本に上陸したモデルは、964をレストアし、初代911のエクステリアにリイマジンした「クラシック・スタディー」と呼ばれる450台限定のモデルです。

シンガー製のモデルを購入したい場合は、基本的にはベースカーとなる964をオーナー自身で用意して、レストアを依頼する流れとなっています。ベースの個体がない場合は、シンガー側が程度の良い個体を探すサポートも提供してくれます。
年間200台程度の生産規模まで成長しているシンガーですが、限定された450台の枠はすでにすべて完売しており、ウェイティングリストも伸びていく一方とのことです。次の販売枠は、2027年から始まると言われています。
また、過去は会社の規模が小さかったこともあり、創業以来の生産台数は350台程度となっており、最初の5年間は25台の生産台数にとどまっていました。
そんな極めて希少性の高いシンガー製の911は、オーナーと長い時間をかけ、細かく丁寧に仕様をカスタマイズして制作されます。
シンガーが独自のパーツを用意して、内外装ともにオーナーの好みに合わせて設計することから、1台をレストアするのに1年から1年半ほどかかると言われています。
完成した個体はすべて、オーナーの独自仕様のモデルとなるため、まったく同じシンガー911は存在しないということになります。
さらに、ベースとなる964から受け継ぐパーツはほとんどなく、基本的にシンガーが独自設計したパーツが用いられます。そのため、エクステリアこそは初代911のようなクラシカルなデザインでありながら、性能は現代のスポーツカー同様の高性能なものとなっています。
それだけでなく、オリジナルの911が提供するドライビングの楽しさなどを損なわないようなフィーリングになるように設計がなされていることから、まさに究極の911と言える物に仕上がっています。
そんな最高の911を提供するシンガー製のポルシェのベース価格は、約8000万円からスタートするとのことです。
前述のベースとなる964は別途オーナーが用意する必要があり、さらにはカスタムの内容などで値段が変動することから、おおよそ1台1億円近くかかる計算になります。
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ポルシェ「911」はドライバーにとっては最高のスポーツカーとも言われており、世界的に多くのファンを持つ名車です。
近年、高性能なオートマチックトランスミッションが主流となるなかで、ポルシェは継続してマニュアルトランスミッションをユーザーに提供し続けており、現代でもドライバーとクルマの一体感を重要視していることがうかがえます。
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