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今回は2024年の年始に上りも下りも大渋滞が発生!? 最長は35km予想も! 例年とは異なる渋滞が予想される理由とは

2日休めば11連休も!? 渋滞予想が例年とは異なる理由

 テレビのワイドショーでのレポートなどですでにご存じの方も多いと思いますが、この年末年始は「1月5日(木)と7日(金)に休みを取れば11連休」という、理想的なカレンダーになっています。

 そしてこうした日付の並びにより、高速道路の渋滞は、年末の下りの渋滞がそれほどひどくならない一方で、年始は上りも下りも混雑するという、例年とはちょっと変わった状況になると考えられています。

年末の下りの渋滞がそれほどひどくならない一方で、年始は上りも下りも混雑するという、例年とはちょっと変わった状況になると考えられて
年末の下りの渋滞がそれほどひどくならない一方で、年始は上りも下りも混雑するという、例年とはちょっと変わった状況になると考えられて

 では実際に各高速道路会社は年始の渋滞をどう予測しているでしょうか。

NEXCO各社、本州四国連絡高速道路、日本道路交通情報センターが11月28日(火)に公開したプレスリリース「年末年始期間の高速道路における渋滞予測について【全国版】」の内容を紐解いてみましょう。

 まずなんといっても目立つのが、1月2日(火)の渋滞発生箇所の数とその渋滞長です。

 下り線では、東北道が羽生IC付近で9時〜14時(ピーク時間11時)で最大25kmの渋滞が発生、通常約15分の通過所要時間が約50分になるとしています。関越道は高坂SA付近で9時〜14時(ピーク時間11時)で最大20kmの渋滞が発生、通常約15分の通過所要時間が約40分となります。

 東名高速でも綾瀬スマートICで7時〜18時(ピーク時間9時)に最大20km、通常約15分の通過所要時間が約50分となる渋滞が見込まれています。

 これらの渋滞は、年末年始の帰省というよりも、前述のように正月休みを長く取れるようになったことでの行楽のお出かけによるものと考えていいでしょう。

 このように下り線の各所が混雑する一方で、同日にはUターンラッシュによる激しい渋滞が発生することも予想されています。

 通常時に比べ、通過所要時間がもっとも大きくなるのは、中央道の小仏トンネル付近です。10時〜22時(ピーク時間15時)という長時間の渋滞が予想され、渋滞長は最大20km。通常約15分で通過できる区間が約1時間20分と、じつに約1時間5分もの所要時間増となっています。またこの中央道は、高井戸出口付近でも9時〜15時(ピーク時間10時)に20kmの渋滞が見込まれています。

NextUターン渋滞を回避するならいつ帰ればいい?
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