セダン? それともSUV!? 全長4.8mのシトロエンのフラッグシップモデル「C5X」に特別仕様車「C5Xヒプノス」登場
“ビッグシトロエン”C5Xに特別仕様車が登場
ステランティスジャパンは2-23年1月5日、シトロエンのクロスオーバーSUV「C5X(C5エックス)」に、新しいボディカラーや内装を設定した特別仕様車「C5X HYPNOS PLUG-IN HYBRID(C5Xヒプノス プラグインハイブリッド)」を設定、発売しました。
消費税込みの車両価格は682万円です。

C5Xは、2016年のパリモーターショーに出品された「CXPERIENCE CONCEPT」を市販車にしたような、セダンとステーションワゴン、SUVそれぞれの強みを組み合わせた、ファストバック型の独創的なデザインを持つモデルで、2021年4月に欧州にて世界初公開、日本では2022年8月に登場しました。
全長4805mm×全幅1865mm×全高1905mm、ホイールベースは2785mmというDセグメントモデルで、長いフロントフードや高い位置にあるウエストライン、後輪の上のキックアップは、シトロエンのトップレンジの歴史を彩ってきたさまざまなモデル(ビッグシトロエン)を彷彿とさせます。
インテリアは、「C4」よりもさらに大きくワイドな高精細の12インチタッチスクリーンをダッシュボード中央の上部に備え、スマートフォンなどのように指先のスクロールやスワイプなど直感的な操作を可能にしました。複数の情報を同時に表示させるウィジェットも可能な、より使いやすいシステムへと進化しています。
コネクテッドナビゲーションシステムを標準装備し、リアルタイム交通情報を活用したルート検索および案内が可能です。さらに音声認識システムを搭載し、呼びかけることでシステムを起動させることが可能です。
また“魔法の絨毯”と形容されるシトロエン独自のハイドロニューマチックサスペンションの流れをくむ最新のシステム「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション(PHC)」を全車に標準装備。ショックアブソーバー内にセカンダリーダンパーを組みこむことで、従来のシステムでは吸収しきれなかったショックを抑制し、フラットライドを実現しています。
今回登場した特別仕様車、C5Xヒプノスは、システム出力225馬力・360Nmを発生する1.6リッターターボエンジン+電動モーターの
「C5X PLUG-IN HYBRID」をベースとしたモデルです。
プラグインハイブリッドのEV走行可能距離は65km。トランスミッションは、エンジンおよび電動モーターの出力に対応するため、プラグインハイブリッド専用の電動対応型8速ATである「e-EAT8」を搭載しています。トルクコンバーターに代わる湿式多板クラッチにより、エンジンとモーターのスムーズな動力伝達で前輪を駆動します。
通常モデルでは設定されていないブルーエクリプスとグリプラチナムの落ち着いたボディカラーにベージュ基調の明るい内装を採用するのが特徴で、エクステリアにはフェンダーおよびリアサイドに赤いアクセントバッジを施し、さらにダークコーティングを施した専用のホイールを装備します。
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