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レーダーに映らない「ステルス機」に着想を得た! フルブラックのスケルトン時計は“ベル&ロス”ならではのコンセプト

●ムーブメントがはっきり“見える”相反するテーマ性

 ベル&ロスといえば、時計ファンの間では飛行機のコックピットの計器類から着想を得たスクエアケースですっかりおなじみ。時計としての優れた機能性と、アーティスティックなデザインが調和したモダンなタイムピースは幅広い世代から支持を集めています。

 そんな中にあっても、今回登場する新作「BR 03 CYBER CERAMIC」(199万1000円、消費税込)はかなり先鋭的なコレクション。

 42×43.7mmというケースサイズはこれまでの“BR 03”と大きく変わりませんが、インストゥルメントウォッチとしての“BR 03”を見慣れた人であれば、「BR 03 CYBER CERAMIC」の大胆なフォルムにきっと驚くのではないでしょうか。

ファセット加工を施したサファイアクリスタル。表面には12本のバーインデックスとブランドロゴをメタリックブラックでプリント
ファセット加工を施したサファイアクリスタル。表面には12本のバーインデックスとブランドロゴをメタリックブラックでプリント

 側面を斜めに切り落とした独特のケースデザインは、面を多用することで周波を跳ね返し、敵のレーダーから姿を隠すステルス機の機体から着想を得たもの。ブラックセラミックの生み出す陰影が造形の美しさをいっそう強調します。

 またダイヤルを覆う風防には、ファセット加工を施したサファイアクリスタルガラスを採用。エッジの効いたシルエットはコックピットを覆う天蓋を思わせますが、見る角度による輝きや色味の変化はまるで贅沢なジュエリーのようでもあります。

 こうした独特の外装は、2020年よりローンチしているコンセプチュアルなシリーズ・サイバー コレクションと共通のもの。フロントダイヤルに大胆なカットワークを施したスタイルも同コレクションに通じるものです。

 一方で、従来のサイバー コレクションでは3D造形されたスカル(骸骨)モチーフが圧倒的な存在感を見せていたのに対し、新作ではムーブメントそれ自体が主役として君臨。

 ダイヤルには大胆な3Dカットを施し、さらに搭載するムーブメント“BR- CAL.383”にも透かし彫りを施すことで、デザインソースであるステルス機の“人目を忍ぶ不可視性”というテーマを体現しているのです。

 ケース内部のいっさいをあらわにして見せることで、逆にステルス機の“見えなさ”を表現する。そんな相反する要素を含んだ危うさも、本モデルの大きな魅力。

 シックなマットブラックの筐体にブランドの美学を凝縮した、刺激的かつモードなスケルトンウォッチです。

●製品仕様
「ベル&ロス BR 03 CYBER CERAMIC」
・品番:BR03-CYBER-CE
・価格(消費税込):199万1000円
・ケース幅:42mm
・ケース:ブラックセラミック
・ストラップ:ブラックラバー
・風防:反射防止サファイアクリスタルガラス、12時位置にロゴ。クリスタルの下にブラック光沢処理を施したメタルインデックス
・ムーブメント:自社製 機械式 自動巻き キャリバー BR-CAL.383
・駆動時間:パワーリザーブ48時間
・防水性能:5m防水
・販売数量:世界500本限定

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