国内相場を大幅超え! 60年前からタイムスリップ!? 米国オークションに登場した極上の“国産オープンカー”とは
極上の1965年製S600 気になる落札価格は?
そのS600は1965年式のロードスター(オープンモデル)で、ボディカラーはレッドとなっています。

もともとはフランスで購入された個体で、1970年にアメリカに輸入されました。
そして2000年代にレッドに再塗装されたボディは、ロッカーパネルにペイントの泡立ちがありますが、目立つサビなどはなく、コンディションのいい個体といえるでしょう。
また、ブラックのソフトトップは開閉可能で、ビニールウインドウを含めて破れはありません。
シルバー仕上げの13インチのスチール製ホイールは、ホンダブランドのホイールキャップが装着されており、オリジナルの状態を保っています。
インテリアもオリジナルのままで、黒のビニールレザーでトリミングされた固定バックのバケットシートが2座装備されています。
また、ウッドリムのステアリングとヒーター、デフロスターが装備されていて、メーター周りにはつや消しシルバーのパネルが施されていました。
メーターは時速190マイルのスピードメーター、1万1000rpmのタコメーターにプラスして水温計、アンペア計、燃料計などの補助ゲージが付いています。
整備の記録としては2022年9月にブレーキマスターとホイールシリンダーの再構築、クラッチ油圧シリンダーがリビルトされています。
※ ※ ※
今回の出品は海外では珍しい個体ということにプラスして程度が良いということもあって、1169人のウオッチャー、97件のコメントがありました。
500ドルから開始されたオークションは、39件の入札があり、最終的には5万2500ドル(約790万円)で落札されました。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
マザー・オブ・パールが詩情豊かに輝く――大人の夜を彩るブローバ「マリンスター」日本限定モデルの魅力とは【PR】