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ひかり/こだま号だけじゃない! 東海道新幹線「のぞみ」でも使えるJR東海の最強プラン “ずらし旅”って何?

1泊2日プランならさらにおトク度が増す

 そしてこのずらし旅がよりリーズナブルになるのは、1泊2日といった、宿泊を含むスケジュールでの利用です。

「ずらし旅」は追加料金を払うことで列車を変更することが可能。また普通席だけでなくグリーン席も選ぶことができる
「ずらし旅」は追加料金を払うことで列車を変更することが可能。また普通席だけでなくグリーン席も選ぶことができる

 同じJR東海ツアーズ扱いの商品で、7月の平日に「東京発新大阪着、大阪1泊2日 2名」という内容で検索すると、宿泊するホテルにもよりますが、ひとり2万7000円程度で大阪市街中心部のホテルに宿泊できるプランが案内されます。

 通常期ののぞみ号指定席正規料金、東京‐新大阪往復2万9440円よりも安い金額で、往復料金に加え大阪市内に宿泊できることになります。

 またEX早特ワイド28も往復にかかる金額と比較しても、ひとりあたり2500円程度の追加で、宿泊が可能となっています。これに加え、もし「選べる体験」で、吉本新喜劇も楽しめる「なんばグランド花月でのよる公演」を選択すると、ここから3000円(前売・当日チケット料金)の差が詰まり、実質おトクに大阪観光ができる計算になります。

 泊まりがけの旅行で予算を節約したいなら、おすすめです。

 なおここではJR東海ツアーズの商品を例に挙げましたが、「ずらし旅」の検索は、公式サイトで出発駅、行き先、日程、人数を入力することで、冒頭でご案内した最大6社の旅行会社の商品の比較検討が可能となっています。

 また「のぞみ号」以外にも、「ひかり号」「こだま号」の選択も可能です。

※ ※ ※

 ただ「ずらし旅」には、利用上の注意点もあります。

 まず商品のうち新幹線のきっぷにあたる部分が東海道新幹線の駅を相互に発着する区間のみに対応しており、在来線に乗り継ぐ場合は別途きっぷの購入が必要となります。

 つぎに時間帯によって利用できない列車が設定されていること、また列車ごとに販売される座席数が限定されることなどから、週末など多客期には希望の時間帯に発着する列車での移動ができない可能性が高くなります。

 さらに、旅行を手配する上で大きな障害となりそうなのが、公式サイトのインターフェイスです。

 日程を入力する際、出発日と帰着日はそれぞれ別々のウインドーで選ぶ必要があり、かつ帰着日のカレンダーに出発日として選択した月が自動的に反映されないため、余分なスクロールやクリックが増え、ストレスになります。

 複数の旅行会社のツアー比較が可能という機能についても、前述のように出発駅、行き先などを入力、送信すれば、旅行会社ごとの価格が一覧で表示されますが、希望の商品をクリックして遷移すると、旅行会社ごとに異なるフォーマットとなっており、その比較はわかりやすいとは言えません。

 また「その価格で実際に空席があるのかどうか」も、各旅行会社のページであらためて確認する必要があるなど、ユーザーフレンドリーとは言いがたい状況なのです。

 ともあれ、こうした“使いづらさ”はありますが、うまく使いこなせば、東海道新幹線沿線をオトクに旅する力強い味方になりそうです。まずは公式サイトにアクセスし、旅先を検索してみてはいかがでしょうか。

Gallery 【画像】「えっ…!?」東海道新幹線がこんなに安くなるの!? その秘密を見る(29枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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