国内最高峰 トヨタ「センチュリー」の新車価格は2000万円超え! 買うために必要な年収とは? 厳しいといわれる“購入の条件”とは
普通の車よりハードルが高い購入審査!?
国産の中でもショーファードリブンセダンとしての要素が高いクルマとして有名なのがトヨタ「センチュリー」です。

さらにセンチュリーは2018年には21年ぶりにフルモデルチェンジがおこなわれ、ショーファーカーとしての最高峰の美しさと空間を提供するクルマとして磨きをかけました。
また2023年にはSUVスタイルの新モデルが追加され、政府の要人や皇室などVIPからの需要もますます高まっています。
そんなセンチュリーの製造過程は、無駄を徹底排除し時間の効率化を求めた従来のトヨタ生産方式とは大きく異なり、熟練の職人のみが生産に携わる独自の方式をとっています。
塗装ひとつとっても通常のクルマは4層構造の塗装ですが、センチュリーでは匠と呼ばれる熟練工が水研ぎをしながら7層まで仕上げるという手の込んだものです。
7層まで丁寧に研磨された塗膜は鏡のような美しさで、外装塗装時間だけでも約40時間もの手間がかかっているといいます。
もちろん組み立ても選ばれた熟練工が丁寧に時間をかけておこない、さらに完成後の検査では100本以上の蛍光灯と6つの人工太陽灯で徹底的に検査をおこないます。
そのため、センチュリーの月間生産台数は50台ほどと、限られた人にしか行き渡らないのが現状です。
このようなコスト度外視の製造過程やトヨタが目指した最高峰のおもてなしを施したクルマだけあって、価格はセダンで2008万円、SUVタイプで2500万円という国産車でも随一の高価格車として販売されています。
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