昨年より混雑する!? お盆の渋滞はいつがピーク? 2024年は「最大45km」もっとも渋滞する高速道路の地点とは?
下り線の渋滞は8月10日(土)がピーク
気象観測データから“過去もっとも暑い”とされた7月も終わり、2024年の夏も折り返しを迎えます。
そしてまもなく迎えるお盆の時季、気になるのは帰省ラッシュにともなう高速道路の渋滞です。

2024年のカレンダーは、例年多くの人が“お盆休み”とする8月13日〜15日の3日間がすべて平日で、土日は8月10日〜11日、8月17日〜18日となっています。さらに8月12日は「山の日」なので、8月10日からは3連休です。
ではこの曜日の配置は、お盆の渋滞にどう影響するのでしょうか。
NEXCO各社、本四高速道路、日本道路交通情報センターが7月12日に発表した「お盆期間の高速道路における渋滞予測」から、大きく渋滞する場所と日時をピックアップしてみました。
まず都市圏から地方に向かう渋滞は8月8日(木)から徐々にはじまりますが、ピークとなる10日(土)〜12日(祝)の3連休で、とくにひどくなるのは10日(土)と予測されています。
では方面別に見てみましょう。
まずは首都圏です。東名高速は9日(木)の早朝に綾瀬スマートICを先頭とする渋滞がはじまり、翌10日(金)には秦野中井ICを先頭に最大45km、通過に約110分が見込まれています。この渋滞は同日夕方まで続き、翌11日(土)も早朝から夕方まで、最大35kmの渋滞になると予測されています。
中央道も9日(金)に断続的に渋滞がはじまります。ピークは10日(土)の早朝で、相模湖ICを先頭に40km、通過には120分かかるとされています。
東北道で目立つのは10日(土)の渋滞で、朝8時をピークに館林ICで40km、さらにその先の西那須野塩原ICで45kmです。この渋滞通過には合計約190分が見込まれており、正面から遭遇すると時間も体力も大きく削られることになりそうです。
近畿圏では、旧名神高速山科バスストップ付近を先頭に名神、新名神方面に延びる渋滞が目立ちます。この地点での渋滞は、8月8日(木)17時に25kmを約125分、9日(金)17時に30kmを約150分。10日(土)10時に20kmを約100分と、それぞれピーク時間帯にはかなりのノロノロ運転を強いられそうです。
このほか大阪、京都から北陸、中部方面に向かう名神高速上り線は、大津ICを先頭に8月9日(金)9時に15kmを約80分、10日(木)9時に25kmを約100分の渋滞が予測されています。
なお首都圏、近畿圏とも、8月11日(日)以降の平日にかけても、各所で地方に向かう渋滞が発生する見込みです。
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