今夜食べたい! 店主もチャレンジメニューもいまだ健在の町中華「神楽坂飯店」懐かしの味とは【遠くても行きたい町中華#11】
●絶妙な塩気にトロトロのあんで噛まずに飲める炒飯!「海老かけ炒飯」935円
「うちの一番人気は餃子、次は炒飯だね」と話す店主おすすめのチャーハンがこの「海老かけ炒飯」。
チャーハンは他にも、肉かけ炒飯880円や五目炒飯880円、海老炒飯935円に蟹炒飯1,078円などがあります。ちなみに炒飯大盛りで注文する場合は+132円。

「炒飯だと男性客に人気だけれど、エビかけは女性客に人気なんですよ」。
ネギの緑にエビの赤、炒飯の卵の黄色など、彩りもいいし、あんがかかっているから食べやすい。女性人気も納得です。
炒飯自体はシンプルな玉子炒飯。そこに旨味と塩気のきいたあんがかかることで、優しい美味しさに。
ネギたっぷりなので、これからの季節、クーラーで冷えた体を温めてくれそうな気がします。ほぼ噛まずに食べられる、”飲める”炒飯です。
●ビールにもご飯にも合う!「キクラゲと玉子炒め」990円
「これはね、定食でもいいし、お酒のお供にもいいから」と言って出してくれたのは、大ぶりのキクラゲに玉子、チャーシュー、筍、青梗菜などを醤油風味で炒めたもの。
ランチタイムはご飯、スープ、漬物などがセットになる定食968円で注文できます。
キクラゲが主役のメニューだけあって、肉厚のキクラゲはブリッとコリっとしたいい食感。「そのまま食べても、ご飯に乗っけても美味しいからね」。
確かに! トロッとした旨味たっぷりのタレを余すことなく味わうには、ご飯にのせる、が正解です。
●店主イチオシ! 神楽坂飯店に来たら必ず注文すべき「レバーの唐揚げ」935円
そして、店主がこれはウチに来たら食べて欲しい、というイチオシのメニューがレバーの唐揚げ。
「フリッターに近い唐揚げだね、しっかり血抜きをしてあるから、レバーが苦手という人でもこれなら美味しい、と言ってくれますよ」。すごい。レバー嫌いを克服する一品ということですね。
一口サイズのレバーは小ぶりで食べやすく、味噌やニンニク、生姜などで作る店オリジナルの味噌ダレは、パンチがきいていて確かにレバーと合う! 「この味噌ダレは企業秘密。教えられないですね」と笑顔で話す店主。
この味噌ダレ、レバーの唐揚げだけではなく、おそらく色々なものとの相性がいい、万能味噌ダレの気がします。
レバーが苦手な人でも、この味噌ダレと白髪ネギがあれば、苦手意識がなくなるだろうなぁ、と思えるほど美味しい。これはご飯よりもビールかな。サクサク、ポイポイと口の中に運んでは消えていく、といった感じです。
周りを見てみると、複数人で来た他のお客さんのテーブルにも同じものが。一番人気は餃子で二番人気は炒飯だけれど、おそらくこのレバカラ、人気ベスト10に入っているような気がします。

「昔はね、学生運動の学生たちが、水を放射された後、全身びしょびしょになってウチに食べに来たこともあったねぇ」と、70年代の思い出話も聞かせてくれる店主。60年近く、飯田橋〜神楽坂エリアで、若い人たちをお腹いっぱいにしたい、という気持ちを込めて中華料理を作り続けています。
ちなみに、一升炒飯やジャンボ餃子などチャレンジメニューに挑戦する際は、制限時間40分、スープまで全て飲んで完食すれば神楽坂飯店オリジナル商品を進呈。
成功・失敗に関係なく料理代は支払います。完食できなかった場合、残した分はテイクアウト可能です。
絶対に無理はNGで、粗相があった場合は清掃&罰金3万円。もちろん、普通に注文して、みんなでシェアして食べることもできます。
リバイバル上映で安く見られる映画館も、レトロな雰囲気の喫茶店も、芸者さんの粋な姿も見なくなったけれど、ここに来ればいつでも昭和の頃の思い出が蘇ってくる店「神楽坂飯店」。
ちなみに、神楽坂では不二家のペコちゃん焼きや五十番の肉まんは今も売っているし、毘沙門天も昔と変わらぬ佇まい。変わった景色と、変わらない味を求めて、今度の休みは神楽坂散歩はいかがでしょうか?
店名:神楽坂飯店
住所:東京都新宿区神楽坂1-14
TEL:03-3260-1402
営業時間:11:00〜22:00、土曜〜21:00(L O各30分前)
休み:日曜、祝日は不定休
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