マルチツールの最適解!? 刃物の街・関で使い比べてわかった最新“レザーマン”の熟成度とは【Behind the Product #17】
●初号機の潔さを継承する「リーバー」
VAGUE:ファーストモデルであるPSTは現在でも通用する機能と同時に、優れた工具特有の凄みがあります。
和田さん:「PST」は、収納時に直方体になることから“箱型”とも呼ばれていますが、レザーマンの源泉ともいえるスタイルを現代の技術でリファインしたのが「REBAR(リーバー)」です。

VAGUE:PSTはプライヤーとして使う際、“コの字型”のハンドル板が外側を向くので、強く握りすぎると手のひらに食い込んでしまう弱点がありました。
和田さん:リーバーは“箱型”のレガシーなシルエットを維持しつつ、エッジ部分を折り曲げ加工することで初代の弱点を克服しています。ビットホルダーがないので拡張性こそWAVEに譲りますが、割り切ったシンプルさと軽さで根強い人気があります
VAGUE:細身でありながら、ツールのロック機構や交換可能なワイヤーカッターなど、近代的システムもしっかり搭載されているのも心強い。
和田さん:比較的安価なのでビギナーにもオススメですが、シンプルさを愛するヘビーユーザーにもファンが多いんです。
●正直いって全部欲しい
今回取材して感じたのは、自分が使っているWAVE+の魅力に改めて惚れ直したということ。そして、40年の歴史を注ぎ込んだハイエンドのアークも、初号機のデザイン文脈を最適化し継承するリーバーも、それぞれが魅力的だということ。
「レザーマンには持つべき人に持ってほしい本物の魅力があります」と話してくれた和田さん。
「全部手元に置きたい」というのが正直なところですが、初めてのレザーマンは今回紹介したモデルから1本を選んでおけば、「手のひらサイズの工具箱」とレザーマンが呼ばれる理由がわかるはずです。
●製品仕様
WAVE+(ウェーブ プラス)
・価格:2万2000円
・機能:合計18種類
・本体素材:ステンレススチール
・サイズ:全長10cm(プライヤー収納時)
・ナイフ刃渡:7.3cm
・重量:241g
・付属ケース:ナイロンケース
ARC(アーク)
・価格:4万9500円
・機能:合計20種類(+付属ビット11本)
・本体素材:ステンレススチール
・サイズ:全長10.8cm(プライヤー収納時)
・ナイフ刃渡:7cm
・重量:244g
・付属ケース:ナイロンケース、ビット11本、ポケットクリップ
REBAR(リーバー)
・価格:1万5950円
・機能:合計17種類
・本体素材:ステンレススチール
・サイズ:全長10.1cm(プライヤー収納時)
・ナイフ刃渡:7.3cm
・重量:190g
・付属ケース:ナイロンケース
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