半世紀前のミニバイクが米国で約100万円で落札!? ホンダ「ダックス」のようでダックスじゃないモデルの正体とは?
オフロードを駆け回れるダックス
今回、アメリカのオークションサイト「ブリング・ア・トレイラー」で落札されたのは、ダックスベースの「CT70」という1970年製のモデルです。

STでない理由は、車体の趣向の違いです。車名は正式には「CT70トレイル」で、オフロード走行を前提にデザインされたモデルなのです。
ちなみにCTとは、ホンダのトレイル系に冠された車名で、有名なのは「ハンターカブ」です。現行型も「CT125」とCTの冠が残っています。
今回の個体も、通常は「DAX」の名が刻まれるプレートの箇所に「TRAIL 70」のプレートが付いています。
そのほかカスタム箇所が多数あります。
車体カラーはホワイトですが、これは塗り替えられたようです。
車体は全体的に手入れが行き届いており、新車のような輝きを保っています。
それからキャブレターやマフラーも車外品に換装。オフロードでの仕様を前提としているため、ブロックパターンのタイヤを履いています。
この個体のスペックは公表されていません。
参考までにST70の値は、72ccの空冷4ストローク単気筒OHCを搭載し、最高出力6PS/9000rpm・最大トルク0.5kgm/7000rpmを発揮。
ボディサイズは全長1510×全幅580×全高960mmで、ホイールベースは1035mm、車重は65kgとなっています。
CT70のスペックもこれらSTの値と大きく変わらないとみられます。
※ ※ ※
この個体は6200ドルで落札されました。日本円換算では約93万5000円で、現行型のダックスが2台分となり、プレミアが付いていることが分かります。
ホンダのミニバイクは、その頑丈さからアメリカのレジャー用として人気を得ました。
今回のCT70も頑丈なのは間違いありませんが、貴重な車種だけに、新たなオーナーの下できっと大切に磨かれるでしょう。
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