スズキ「ジムニー」史上初の5ドアが待望の上陸! 広いキャビン&ラゲッジスペースが魅力の「ジムニーノマド」2025年4月に発売へ
シエラよりも高級感ある仕立ての「ジムニーノマド」
ちなみに、「ジムニーシエラ」は日本で生産されるのに対し、「ジムニーノマド」はインドで生産され、日本へと運ばれる輸入車となります。

ただし、保安基準への適合など最小限の調整以外は、現地仕様から特に変更されていません。そのため5ドア化以外にも、日本仕様の「ジムニーシエラ」とは異なる部分もあります。
例えばフロントグリル。5スロットの形状こそ同じですが、「ジムニーノマド」のフロントグリルはグレーに塗装され、開口部周辺にはメッキのデコレーションがプラスされています。
この上級に見える仕立てが採用された理由は、インドでは「ジムニー5ドア」が“ネクサ店”と呼ばれるスズキの高級店舗で販売されているため。もちろん、「ジムニーシエラ」と同じ“フツーのグリル”が欲しいのであれば、ディーラーオプションで用意されるタイプへカスタマイズするのもアリでしょう。
またボディカラーは、「ジムニーシエラ」には設定のない“シズリングレッドメタリック”が用意されるほか、「ジムニーシエラ」の青とは色味が異なる、高級感ある“セレスティアルブルーパールメタリック”もラインナップされています。そうした微妙な差別化も注目したいところです。
では、新型「ジムニーノマド」は、どんな人とマッチングがいいのでしょう?
リアシートに人を乗せることが多い人、また、荷物をたくさん積む機会が多い人は「ジムニーノマド」を選ぶべきでしょう。
逆に、悪路での走行性能を求める人や、より小さなクルマがいいという人(「ジムニーノマド」も全長4mと十分コンパクトですが……)は「ジムニーシエラ」を選ぶのがセオリーといえそうです。
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新型「ジムニーノマド」の気になる価格は、5速MT車が265万1000円、4速AT車が275万円となっています。おそらく高い人気を獲得することになるであろうスズキ新型「ジムニーノマド」。2025年4月3日の発売予定日が今から楽しみです。
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