VAGUE(ヴァーグ)

“乗り鉄”にはたまらない夢のきっぷ!? JR西日本のICOCAエリアが30日間乗り放題 「無限大パス」は本当にオトク? 注意すべき点とは

かなり複雑な仕組みをどう攻略するか

 こうした仕組み上、またICOCAのシステムを利用するきっぷでもあることから、購入から利用には、いくつかの注意点があります。

JR西日本「無限大パス」の対象エリア
JR西日本「無限大パス」の対象エリア

 購入にあたって必須となるのが、スマートフォンへの「KANSAI MaaS」アプリと、利用するICOCAの用意です。まずKANSAI MaaSアプリで「(ICOCAでGO)JR西日本無限大パス」を購入し、利用開始までにKANSAI MaaSアプリにICOCA番号(半角英数字17桁)を登録します。

 続いてICOCA利用エリア内のJR西日本の駅で、紺色もしくはピンク色の自動販売機や、WESTERアプリなどから「WESTERポイント(チャージ専用)サービス」の利用登録を行います(なおSMART ICOCA、モバイルICOCA/Apple PayのICOCAについては、この登録手続きは不要です)。

 利用の際は、(ICOCAでGO)JR西日本無限大パスのチケット詳細画面で、「チケットを使う」ボタンにタッチします。これで利用の準備は完了し、以降は通常のICOCAの利用と同様に、自動改札機を使い、乗り降りします。

 ただし利用方法にも細かい指定があります。

 利用にあたっては「立て替え払いして、ポイントバックを受ける」という仕組みの性質上、利用する区間の運賃に相当する額のチャージが前もって必要となります。また利用区間をICOCAで管理するため、自由周遊区間内であっても、ICOCA非対応の駅での利用はできません。

 そして自由周遊区間からそれ以外のエリアに出入りする際は、境界駅(敦賀駅、児島駅)などで改札を出て再入場しないと、それまでの全区間を含め、ポイントバックの対象となりません。

 さらにICOCAのシステム上の「利用は営業キロ200km以内」という制限から、200キロを超えて利用した場合(特急列車停車駅相互間をのぞく)も、全区間がポイントバックの対象外となります。

 そのため、一度の乗車が200キロを超えないよう、こちらも途中駅改札での出場、再入場が必要となります。

※ ※ ※

 ここまでのご説明で、無限大パスの内容は理解してもらえたでしょうか。

 無限大パスは特殊な仕組みのため、これまでの乗り放題きっぷよりも「どれだけ乗ればトクになるか」が非常にわかりにくくなっています。

 そのため購入の際は、しっかりとしたシミュレーションが必要となるでしょう。

 なお発売期間は2025年3月12日までで、購入当日から利用可能、利用期間は同年4月10日までとなっています。また予定の発売枚数に達し次第、販売は終了するとのことです。

Gallery 【画像】乗り鉄は必見! JR西日本「無限大パス」をどう使う? 写真で見る(15枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

page

  • 1
  • 2

VAGUEからのオススメ

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

RECOMMEND