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往年の名車が540馬力・4800Nmで復活!? ルノーが高性能コンパクトEV「5(サンク)ターボ3E」の市販モデルを世界初公開

限定台数は1980台で、日本にも導入予定

WRCで活躍した往年の名車、ルノー「5(サンク)」。ルノーは、そのサンクの後継モデル「5ターボ3E」を1980台限定で販売すると発表しました。

ルノーの高性能コンパクトEV「5(サンク)ターボ3E」
ルノーの高性能コンパクトEV「5(サンク)ターボ3E」

 ルノー・サンクはいまから53年前の1972年に発売、またたく間に欧州でベストセラーカーとなったコンパクトモデルです。日本でも1976年から正規輸入されています。

 サンクターボは、大衆車のサンクをベースにWRC(世界ラリー選手権)のグループ4を戦うために生まれたホモロゲーションモデル(競技ベース車両)です。サンクはエンジン縦置きのFFモデルでしたが、これを前後逆にして搭載。縦置きミッドシップモデルとされました。1982年には「サンクターボ2」が発売されています。

 WRCでは1980年からグループB規定が終わる1986年までに4回優勝しています。

 1984年には2代目が登場、1996年まで販売されました。その後サンクは「クリオ(日本名:ルーテシア)」となり車名が消えました。

 新型5ターボ3Eは、初代サンクターボをオマージュしてEVとして現代に蘇らせたモデルです。車名の「3E」とはサンクターボ2に続くモデルで、電動化の「E」を付けています。

 先代同様2人乗りとなっており、ウィングエクステンションの下には、電動モーター付きの20インチホイールを搭載しています。パワーエレクトロニクスはすべてホイールの間にあり、バッテリーは床下に収納されています。この構造により、荷物用のトランクスペースが十分に確保され、重心も低くなっています。

 トータル出力540馬力・4800Nmを発生するツインモーターで後輪を駆動します。搭載するリチウムイオンバッテリー容量は70kWhです。この結果、0−100km/h加速は3.5秒未満、最高速度は270km/hというパフォーマンスを発生するといいます。

 新型5ターボ3Eのボディサイズは全長4080mm×全幅2030mm×全高1380mm、ホイールベースは2570mmと、初代サンクターボ同様コンパクトですが、全幅は初代よりも260mm大きくなっています。ちなみに車重は70kWhのバッテリーを含めても1450kgです。

 また、800ボルトのアーキテクチャにより、充電性能も最大限に高めています。350kWのDC充電電力により、わずか15分でバッテリー電力を15%から80%まで充電できます。

 ルノーのデザインディレクター、ジル・ヴィダル氏は「伝説のルノー5ターボとターボ2を再解釈することは、大胆な挑戦です。私たちは、その活気とレーシングスピリットを守りながら、現代のテクノロジーを統合し、電気自動車の時代に合わせて空力を最適化しました。すべてのライン、すべてのボリュームが、パフォーマンスとキャラクターのバランスを表現しています。新型5ターボ3Eは単なるトリビュートではなく、誰もが無限にパーソナライズできる感覚と感情のマシンです。」とコメントしています。

 ルノーの新型サンクターボ3Eは、1980台限定でヨーロッパ、中東、日本、オーストラリアなどで販売されます。これは、オリジナルのサンクターボが発売された年にちなんでおり、各車にシリアルナンバーが付けられます。オーナーは注文時にシリアルナンバーを選択できます。納車開始は、2027年中に行われる予定です。

Gallery 【画像】 往年のスーパーマシン、ルノー「5ターボ」をオマージュした新型EV「5ターボ3E」を見る(31枚)

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