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全長3m未満の軽トラがあった!? 当時“日本一小さなクルマ” 1人乗りの軽自動車とは【29年前の今日・発表】

軽自動車規格よりも小さい、ユニークなトラック

「ミゼットII(ツー)」は、いまから29年前の今日、1996年4月5日にダイハツが発売した軽自動車のトラックです。

1996年4月5日にダイハツが発売した軽自動車のトラック「ミゼットII」
1996年4月5日にダイハツが発売した軽自動車のトラック「ミゼットII」

 車名に「II(ツー)」とあるのは、かつて1957年に発売されたダイハツの軽3輪トラック「ミゼット」をインスパイアしたモデルだからです。

 ミゼットIIの全長2790mm×全幅1295mm×全高1650mmというサイズは、当時の軽自動車規格より510mm、全幅で100mmも小さいという、当時としては最小の軽自動車でした。

 スペアタイヤをフロントに装着し、ヘッドランプとフロントフェンダーはボディの外側に配された、ちょっと動物的な顔つきもユニークでした。

 トラックとはいえ、コンパクトなサイズで荷台も小さく、積載量はわずか150kgでした。

 ドアは左右に付いていましたが1人乗りで、31psのエンジンを4速フロアMTに組み合わせ、車両重量は570kgと軽かったので、走りはけっこう軽快でした。

 発売当時の車両価格(消費税含まず)は、廉価版の「B」が46万9000円、「D」が49万2000円、「R」が59万9000円と、令和の今では考えられない安さでした。

 1997年には、3速コラムATを採用した2人乗りや、荷台をパネルで覆った「カーゴ」も設定されました。それまでのモデルは「ピック」と呼ばれるようになりました。

 2人乗りとはいえ、室内が広くなったわけではない(フロアシフトの部分がシートになった)ので、2人乗車はかなり狭かったようです。

 1998年のマイナーチェンジでは、カラードバンパーやメッキパーツを採用した上級グレードのカスタムも設定され、またエアコンが標準装備されるようになりました。

 ミゼットIIは2001年に生産を終了し、その製造施設はコペンの生産工場になりました。

 5年間で約1万4000台が販売されたミゼットIIですが、いまでもマニアのコレクターズアイテムになっています。

 年式や程度によりますが、60〜100万円くらいで販売されているのを見かけます。

 趣味グルマとして手に入れるなら、適当な価格かも知れません。

Gallery 【画像】こんな軽トラあったっけ!? 1996年に発売されたダイハツ「ミゼットII」を見る(16枚)

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