電動バイク? それとも電動アシストチャリ? スズキが開発した新型「イーポ」に注目! 「いつ市販化?」「免許は必要?」開発秘話も聞いてみた
どのような経緯でe-POは開発された?
このe-POが誕生した背景には、縮小しつつある原付一種市場に新しい風を吹き込もうというスズキの意図が見て取れます。

1980年代に出荷された原付一種は、社会構造や交通環境の変化により、現在では大幅に減少しています。
また、排ガス規制のガソリンの原付一種は生産停止となります。
しかし、原付一種の免許は残り、その需要は一定数見込まれることが考えられます。
e-POはその文脈のなかで、電動アシスト自転車の技術とバイクの機能性を融合させたモデルとして開発されており、原付というジャンルに新たなアプローチを提示する存在となっています。
スズキの担当者は、以下のように話します。
「まず開発の経緯としては、社会課題であるカーボンニュートラルを視野に入れ、二輪部門のアシスト自転車を活用して電動バイクを作ろうというところから始まりました。
原付と比較して場所をとらないものの、原付免許を用いることができるため、50ccという枠組みを残すことにつながると予想しています」
また、市販化の見込みについては以下のような回答が得られました。
「現在は、市販化を目指して邁進しているものの、具体的な発売時期は明らかになっていません。しかしながら、公道でのテストが進められており、実用化に向けた歩みは着実に続けられています」
2024年6月からは、5台の試作車を用いて公道での走行調査が実施されており、ユーザーからの反応や走行データをもとに、今後の製品化へ向けた動きが進められる見込みです。
※ ※ ※
原付一種の再構築や環境対応、都市型モビリティの多様化が求められる今、e-POが提示する可能性は小さくありません。
折り畳み可能な構造や軽快な操作性といった要素は、今後の新しい生活スタイルにフィットする選択肢となるかもしれません。
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