電動バイク? それとも電動アシストチャリ? スズキが開発した新型「イーポ」に注目! 「いつ市販化?」「免許は必要?」開発秘話も聞いてみた
スズキの折りたたみ電動バイク「e-PO」、その特徴は?
2025年3月28日から30日までの3日間、東京ビッグサイトにて「第52回東京モーターサイクルショー」が開催されました。
その中でスズキが展示した折りたたみ電動バイクとして「e-PO」が注目を集めていましたが、なぜ誕生したのでしょうか。

「第52回東京モーターサイクルショー」は国内最大級のモーターサイクル展示会として知られ、国内外のバイクメーカーや用品ブランドが集結する年に一度の大規模な祭典です。
2024年には11万3905人を記録した来場者数も、2025年はさらに上回る勢いを見せており、バイクファンにとって注目度の高い展示となっています。
そのなかでも特に話題を集めているのが、スズキが参考出品として公開した折り畳み電動モペッド「e-PO(イーポ)」です。
原付一種に分類されるこのモデルは、スズキとパナソニック サイクルテック株式会社が共同開発をおこなった電動モビリティであり、新しい時代の都市型移動手段として注目されています。
e-POは「ペダル付きの原動機付き自転車」、いわゆるモペッドという位置づけで、見た目は自転車に近いものの、しっかりとナンバーを取得して走行することが可能な原付一種の電動バイクです。
最大の特徴は「折り畳み式」という点にあります。
ベースにはパナソニックの電動アシスト自転車「オフタイム」が使用されており、外観からはバイクというより自転車に近い印象を受けますが、中身はスズキが仕上げた電動バイク。
全長1531mm×全幅550mm×全高990mmというコンパクトなサイズと、パナソニック製のリチウムイオンバッテリーを搭載し、スロットル操作によるフル電動走行が可能です。
車重やバッテリー容量は電動アシスト自転車に準じており、定格出力は0.25kW。
16Ahのバッテリーを使用してフル充電状態では約20kmの走行が可能とされています。
走行モードは3種類が用意されており、ペダルを使わずにスロットルのみで走行できる「フル電動モード」、ペダルのアシストを活かした「ハイブリッドモード」、そしてバッテリーが切れた際にも使用できる「人力モード」が選べるようになっています。
さらに、自転車用の7段ギヤを装備しており、アシストとギヤの組み合わせによって坂道でも安定した走行を可能にしています。
市販のアシスト自転車とは異なり、e-POは原付一種であるため、時速24km以上でもアシスト力が失われることなく継続される点もポイントです。
実際の試乗では、スロットルのみで時速35km、ペダル併用では40kmを超える走行も確認されており、都市部でのちょっとした移動や短距離通勤などにぴったりな性能が備わっています。
外観は控えめながら、スズキらしい品質の高さと機能性を感じさせる仕上がり。
ブレーキ性能や走行安定性、スロットル操作の精度など、電動アシスト自転車とは一線を画す乗り味が特徴となっています。
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