えっ、気づいたら目的地!? メルセデス・ベンツ「Sクラス」2025年モデルが独で登場!時速95キロで映画を観ながら移動できる最新鋭“高級セダン”の実力とは
世界最速の自動運転機能「DRIVE PILOT」搭載
独メルセデス・ベンツは2025年4月3日、2025年モデルのフラッグシップセダン「Sクラス」を発表しました。

エクステリアでは、立体感を強調した新しいラジエーターグリルや、精緻な造形のLEDヘッドライトが特徴的です。加えて、ウェルカムライトとしてフロントに浮かび上がる“スリーポインテッド・スター”が、ユーザーの乗車体験を印象的に演出します。
インテリアでは、MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)が大幅にアップデートされました。音声アシスタントには「ChatGPT」が統合され、Microsoft Bing経由で最新情報の検索や自然な会話が可能に。さらに、過去の会話履歴との連動によるシームレスな対話も実現しています。ナビゲーションではGoogleの衛星画像を採用し、特に複雑な都市部などで高精細な鳥瞰図が提供され、視覚的な案内性能が向上しました。
エンターテインメント面も大幅に充実。新たに導入された「エンターテインメントパッケージプラス」では、YouTubeのウェブアプリやソニー・ピクチャーズエンタテインメントの「RIDEVU」などのストリーミングサービスが車内から直接アクセス可能に。
特に後席ではRIDEVUによって映画やシリーズ作品が楽しめ、まるで専用シアターのような空間が移動中に実現します。
さらに注目すべきは、条件付き自動運転機能「DRIVE PILOT」の進化です。これまでは渋滞時に限り最高時速60kmで使用可能だったこのシステムが、現在ではドイツ国内のアウトバーン上において、前方車両に追従しながら最大95km/hまで対応可能になりました。これにより、自動運転モードでの走行機会が大幅に拡大。ドライバーは法的に、運転中に映画を観たり仕事をしたりすることが可能になり、移動時間をより自由に活用できるようになります。
このDRIVE PILOTは、安全性を最優先に設計されており、電気系統やステアリング、ブレーキといった主要システムにはバックアップ機能を装備。加えて、35を超えるセンサー群(LiDARを含む)により、リアルタイムで周囲の状況を高精度に把握します。ドライバーが応答しない場合には、クルマは安全かつ制御された緊急停止も可能です。
メルセデス・ベンツは、SAEレベル3の自動運転においてもLiDARの重要性を明言しており、確実な認識精度と信頼性の確保に注力しています。
なお、今回の発表ではパワートレインの大幅な変更は見られず、現行モデルの構成をベースに、快適性と先進性をさらに追求した内容となっています。
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