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輸入SUVでは3位にランクイン! メルセデス・ベンツ「Gクラス」が1500万円超えなのに2024年度の輸入車全体で“5位”に入れた本当の理由とは

高リセール&G63人気…「買っても損しないクルマ」という価値

 ではなぜ、多くの人が高価格にもかかわらずGクラスを選ぶのでしょうか? そこには“お金が減らない”という、もうひとつの大きな理由が隠されていました。

メルセデス・ベンツ新型「G63」
メルセデス・ベンツ新型「G63」

 Gクラスがこれだけ売れているもうひとつの理由は、異例とも言えるリセールバリューの高さです。

 一般的に輸入車は、国産車に比べて中古市場での価値が落ちやすい傾向にあります。しかしGクラスは例外で、2018年から販売されている現行モデルの平均中古価格は、2025年4月時点で約1649万円。高額にもかかわらず、値崩れしにくい資産価値を保ち続けています。

 「買って、所有して、損をしないクルマ」として、Gクラスは特に富裕層の支持を集めています。価格が高くても資産としての安定感があることが、とりあえずGクラスという選び方につながっているのです。

 実際、その傾向はグレード選びにも表れています。2023年には電気自動車の「G580 with EQ Technology Edition 1」も登場しましたが、依然として人気なのは最上級グレードのメルセデスAMG「G63」です。

 日本仕様の価格を見ると、G450dは1824万円、G580は2635万円、G63は2820万円)というラインナップ。それぞれ装備の充実度に大きな差はなく、違いの多くはパワートレインにあります。

 それでもG63が選ばれる理由は、やはり「人気があり、リセールも強いから」。G450dとの1000万円の差は小さくありませんが、2000万円を出せる人にとって3000万円を出すことは難しくないのかもしれません。であれば、より資産価値の高いG63を選ぶという考え方になるのは自然な流れです。

 他にはないブランド力、そして“損をしないクルマ”という信頼感。Gクラスは、そんな理由から選ばれ続けているのです。

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西川昇吾
西川昇吾
自動車ジャーナリスト
1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在は新車情報のほか、自動車に関するアイテムや文化、新技術や新サービスの記事執筆も手がける。また「ロードスターパーティレース」や「スーパー耐久」シリーズなど、モータースポーツへも積極的に参戦。そうした経験を基にした車両評価もおこなう

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