軽なのに本気すぎる!? 走りも映えも全開な「軽オープンカー」“名車”5選 それぞれの“個性”と今の中古相場とは?
かわいさと走りを両立した“現代の2台”
2002年に登場したダイハツの初代「コペン」は、丸目ライトと柔らかなフォルムが特徴的な“かわいさ全開”の軽オープンです。

しかしその中身は意外にも本格派で、電子制御の電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」は当時としては画期的な装備でした。足まわりもよく作り込まれており、街乗りからワインディングまで対応できる万能感を持ち合わせていました。
搭載されていたのは、JB-DET型と呼ばれる直列4気筒ターボエンジン。ツインスクロールターボを採用しており、最高出力こそ64馬力ながら最大トルクは110Nmを発揮。同じJB系エンジンでも、コペンに搭載されたユニットはスポーツ志向に特化した仕様で、現行型の3気筒ターボ(KF型・92Nm)を上回る力強さを誇っていました。
現在は“かわいくて楽しい”“カスタムのベースにも最適”と、さまざまなユーザーから人気を集めており、中古車相場は18万円から280万円と幅広く展開されています。

そして最後に紹介するのが、ホンダが“現代のビート”として2015年に送り出した「S660」。ミッドシップレイアウト、6速MT、ロールトップ式の屋根など、先代のスピリットを継承しつつも、シャシ剛性や操縦安定性は大きく進化。
エクステリアは低く構えたフロントやリアへ向かって上がるシルエットが特徴で、コンパクトながらスーパーカーを思わせるフォルムを実現。インテリアにはアシンメトリーデザインを採用し、ドライバーとの一体感も重視されています。
さらに、専用チューニングが施された直列3気筒ターボ「S07A型」は、軽量なボディと組み合わせることで、日常からワインディングまで鋭いレスポンスを実現。
2021年には最終特別仕様車「Modulo X Version Z」が登場し、洗練された走行性能と存在感で注目を集めました。2022年3月に惜しまれつつ生産を終了しましたが、“令和の軽スポーツカー”としてすでに名車の地位を確立。中古車相場は約95万円から485万円前後と幅広く、状態や仕様によってはプレミア価格となるケースもあります。
“軽スポ三兄弟”に始まり、「コペン」や「S660」へとつながる軽オープンの系譜。それぞれの時代で独自の魅力を持ち、多くのドライバーに“開けた空と、走る楽しさ”を届けてきた名車たちでした。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】