世界限定110台の「特別なアストンマーティン」がオークション初登場 レーシンググリーンに彩られた715馬力V12エンジン搭載のスーパーカーとは
走行距離はわずか60km 新車同様のモデル
2025年4月23日から28日におこなわれたRMサザビーズ主催のオンラインオークションにおいて、2024年式アストンマーティン「Valour(ヴァラー)」が出品され、高値で落札されました。
どんなクルマなのでしょうか。

ヴァラーは2023年7月に、英国アストンマーティンのブランド設立110周年を記念したスペシャルモデルです。
アストンマーティンは、ライオネル・マーティン氏とロバート・バンフォード氏によって1913年に設立されたラグジュアリー・ブリティッシュブランドです。
新型ヴァラーは、創立110周年という数字に合わせ、世界でわずか110台の限定モデルで、これまでのアストンマーティンモデルのなかでも最も価値の高いコレクターズアイテムの1台となっています。
フロントに搭載されるエンジンは715馬力・753Nmを発生する5.2リッターV型12気筒ツインターボエンジンで、特注の6速MTと組み合わされます。駆動方式は後輪駆動(FR)です。
パワートレインに専用のキャリブレーションを施したことにより、あらゆるギアと回転域で圧倒的なパワーを発揮し、最高レベルのパフォーマンスと最大限のコントロール性を発揮します。
ドライビングモードは「Sport」「Sport+」「Track」が用意され、それぞれの状況で最適なスロットル・レスポンス、トルク特性、サウンド・キャラクターが提供されます。
今回出品されたヴァラーは、2024年3月にゲイドン工場で完成しました。アストンマーティンの現代モータースポーツカラーを踏襲した「アストンマーティン・レーシンググリーン2022」のボディカラーを採用しています。
走行距離はわずか60km。希少なV12エンジンとMTの組み合わせのスペシャルモデルは、151万8000ユーロ(日本円で2億2660万円)で落札されました。
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