ハーレーと並ぶ「もうひとつのアメリカンブランド」インディアンの最新クルーザーは何が魅力? 軽くて足つきのいい車体でツーリングも快適です
中型バイクかと勘違いするほど軽いライドフィール
近年、人気の高まっているバイクカテゴリーといえばクルーザー。かつては“アメリカン”と呼ばれていたことからも明らかなように、アメリカンブランドのイメージが強いカテゴリーでもあります。

アメリカのバイクブランドといえば、ハーレーダビッドソンを思い起こす人が多いかもしれませんが、実はもうひとつ、忘れてはならないブランドが存在します。それが“アメリカ最古のバイクメーカー”であるインディアンです。
大排気量のVツインエンジンを搭載したクルーザーを得意とするブランドですが、今回試乗した「スカウトシックスティー ボバー(Scout Sixty Bobber)」。999ccの水冷エンジンを搭載しています。
ひと目見て印象的なのは、低く構えた車体。シート高は649mmと、ホンダ「レブル250」より40mm以上低い数値となっています。
ホイールは前後16インチと小径。エンジンの搭載位置も低く、水平に伸びるマフラーデザインもあって、ロー&ロングのクルーザーらしいスタイルを際立てています。
サイドスタンドから車体を引き起こすと、中型バイクかと勘違いしてしまうほどの軽さ。車両重量は243kgと数値的にはそれほど軽くはありませんが、重心位置が低いことが効いているようです。
実際に走り出してみても、その印象は変わりません。車体を左右にバンクさせる動きが軽く、排気量は大きいものの無用な緊張なしに乗りこなすことができます。
近年、ホンダ「レブル250」やカワサキ「エリミネーター」など、国産バイクも中型クラスのクルーザーが人気ですが、それらからステップアップしても不安を感じることはないでしょう。
●アメリカンバイクらしいエンジンフィール
「スカウトシックスティー ボバー」が搭載するエンジンは水冷式ですが、低回転域から鼓動感があり、アメリカ生まれのクルーザーらしいフィーリングを味わえます。
それでいて、意外にも高回転域まできれいに回るので、高速ツーリングなどでは余裕を感じられます。最高出力は85psと余裕があります。
低重心でロングホイールベースというクルーザーらしい設計なので、もちろん安定感は抜群。ハンドル位置は低めでステップ位置も前過ぎないため、小柄なライダーでも乗りやすいことでしょう。
価格(消費税込)で169万円〜と、輸入ブランドのクルーザーとしてはリーズナブル。長い歴史を持っている割に、意外とチェックしている人が少ないインディアンですが、特に国産クルーザーからのステップアップを考えている人には、かなりねらい目のモデルといえそうです。
●製品仕様
・価格(消費税込):169万円〜
・サイズ:2206×855×1071mm
・ホイールベース:1562mm
・シート高:649mm
・車両重量:243kg
・エンジン:水冷V型2気筒
・総排気量:999cc
・最高出力:85ps/6200rpm
・最大トルク:87Nm/6200rpm
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