“10時打ち”でも予約困難!「ブルーなトレイン」なのに寝台列車じゃない 紀南コースが発表された大人気の「夜行列車」とは
ウエストエクスプレス銀河ってどんな列車?
JR西日本が、「WEST EXPRESS 銀河」(ウエストエクスプレス銀河)を2025年8月から10月、京都駅から和歌山県の新宮駅間の「紀南コース」で運行することを発表しました。

ウエストエクスプレス銀河は、1号車が「グリーン車指定席(ファーストシート)」、2号車、3号車および5号車が「普通車指定席」、4号車が「フリースペース」、6号車が「グリーン個室(プレミアルーム)・フリースペース」という6両編成で運行される、観光列車です。
そしてその特徴は、なんと言っても特別に設えられた内装と居住性にあります。
グリーン車指定席(ファーストシート)は、ひとつのボックスに向かい合う2席を配置した座席ですが、ひとつのボックスにつき利用は1名で、夜行運行時には可動式の背もたれを倒しベッド状に転換できる仕組みを備えています。
一方、グリーン個室(プレミアルーム)は、複数名用(昼行運転時1室2〜3名、夜行運転時1室2名)が4室、1名用個室1室の合計5室で、いずれも車窓に対して斜めに配置されたベンチ形の座席からワイドな車窓が楽しめます。
普通車指定席は1列4人がけでシートピッチをゆったりとった「リクライニングシート」のほか、4人分の簡易寝台となる「ノビノビ座席(クシェット)」、3〜4名でさまざまな利用形態に対応する半個室「コンパートメント(ファミリーキャビン)」が用意されます。
また4号車のフリースペース「遊星」は、利用客がだれでも使えるエリアで、将棋やチェスなどを楽しむこともできます。
6号車のフリースペース「彗星」は、乗務員室に隣接したエリアから流れゆく景色を眺めることができます。
このほか1号車にはグリーン車利用者専用のラウンジも設置しています。
ウエストエクスプレス銀河は時期ごとに、特定の区間で週に2往復程度が設定されるのが通例で、この3月から5月は「京都駅〜出雲駅」で、6月〜8月は「京都駅〜下関駅」で、それぞれ夜行特急列車として運行されました。
その運行本数の少なさ、そして“特別な列車”であることから、ウエストエクスプレス銀河のきっぷは人気を集めており、とくにグリーン車については発売開始とともに売り切れるなど、“プラチナチケット”化している状況です。
今回発表された8月から10月にかけては、空きの観光シーズンと重なることもあり、その“争奪戦”はいっそう熱を帯びることになりそうです。
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