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リッター21.4km! 超燃費がいいマツダ「CX-60」誕生!! 秘密は“専用スターター”!? 特別仕様車「トレッカー」にしかない機構とは

燃費向上の仕掛けが「トレッカー」にしか備わらない理由

 いずれにせよ、「トレッカー」をドライブしているときは、エンジンの再始動が駆動用モーターによるものなのか、スターターによるものなのかがハッキリ分かります。

マツダ「CX-60」の特別仕様車「XDハイブリッド トレッカー」
マツダ「CX-60」の特別仕様車「XDハイブリッド トレッカー」

 そのため、スターターでの再始動時は、特有の音が耳障りに感じる人もいるかもしれません。それを理由に「『トレッカー』を選ぶのは止めよう」と思う人もいることでしょう。でも、その必要はありません。

 なぜなら、センターディスプレイを介した車両設定において、スターターによる再始動を「する」か「しない」かを選べるからです。

 少しでも燃費を稼ぎたいなら「する」にしておけばいいし、「しない」なら若干燃費が落ちる(とはいえ、大きく悪化するわけではない)ものの、スターター音のない優れた静粛性を享受できるからです。ユーザーが好みに応じて設定を選べるわけですね。

 ちなみに、「トレッカー」独自の制御はソフトウェアによるもので、メカニズム自体に変更がありません。コストアップ要因がない点も、この制御のポイントといえるでしょう。

 不思議に思うのは、マツダはなぜこの仕掛けを「CX-60」のマイルドハイブリッド車すべてに採用するのではなく、「トレッカー」にだけ組み込んだのか? ということです。

 その理由は「トレッカー」が“パイロットモデルだから”と考えれば納得できます。まずは特別仕様車でユーザーの反応をチェックし、評判がよければ他のモデルにも展開していく……ということなのでしょう。

* * *

「トレッカー」はこうした独自のエンジン再始動制御に加えて、日本仕様の他の「CX-60」では選べない「ジルコンサンドメタリック」のボディカラーを選択できます。

 加えて、キャンプなどのレジャードライブへ出かける際、ラゲッジスペースとキャビンの間に張って荷崩れを防ぐ“パーティションネット”も備わるなど、内外装とともにアクティブな仕立てとなっています。

 これまでの都会的なイメージとは異なるアウトドアテイストの内外装に、さらなる省燃費を融合した「トレッカー」は、まさに「CX-60」の新スタイルといえる1台です。

Gallery 【画像】「えっ!…」これが格上の燃費をマークするマツダ「CX-60」の特別仕様車「トレッカー」です(30枚以上)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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