発売から2か月 “伝統と革新”のヤマハ「XSR900」2025年モデルの進化と販売店に聞いた“市場の温度感”とは
進化した装備と限定色が支持を集める「XSR900」2025年モデルの現在地
2025年4月14日に、ヤマハ発動機販売株式会社から「XSR900 ABS」が発売されました。
装備の充実や新色の展開が話題となりましたが販売店にはどのような反響があるのでしょうか。

XSR900は「The Performance Retro-ster」をコンセプトとして2016年にデビューしました。
スポーツヘリテージというカテゴリーで伝統的なモーターサイクルの雰囲気と最新テクノロジーの両立により、発表当初から装備の充実ぶりが注目されたモデルです。
クロスプレーン・コンセプトに基づく直列3気筒888ccエンジンと軽量アルミフレームを組み合わせることで力強さと俊敏さを両立しています。
往年のレーサーを想起させるスタイリングと現代的な走行支援技術を同居させた立ち位置は、発売当初から幅広い層に受け入れられてきました。
現行2025年モデルでは主に装備を刷新。新採用の5インチTFTディスプレイは専用アプリ「Y-Connect」を介してスマートフォンと接続でき、「Garmin StreetCross」を利用するとメーター上でナビゲーション表示も可能になります。
電子制御面では出力特性とデバイス介入度を選択できる「YRC(ヤマハライドコントロール)」を搭載し、ライダーの技量やシーンに応じたセッティングの自由度を高めました。
足まわりにはKYB製フルアジャスタブルリアサスペンションを採用し、フロント側も合わせてセッティングが最適化されています。
さらにハンドル形状の見直しと新シートの採用、アジャスター機構付きクラッチレバーなど細部にわたる改良で長距離走行時の快適性も向上しました。
カラーラインアップは3色です。シルキーホワイトとブラックメタリックXに加え、日本限定で9月末まで受注を受け付けるセラミックアイボリーを設定しています。
ブラウン系カシマコートが施されたフロントフォークアウターやゴールドステッチ入りシートタグなど、限定色ならではの質感演出が所有感を高める仕立てです。
価格は税込で132万円(ホワイト、ブラック)と135万3000円(アイボリー)となります。
今回の改良は外観の小変更にとどまらず、視覚情報と操作系の双方をアップデートした点が際立ちます。アナログ調テーマを選択できる表示画面は針の動きやフォントにクラシカルな味わいを残しつつ、レイアウトは現代的で視認性に優れています。
電子制御スロットル「YCC-T」とスロットルケーブルを廃したAPSGが繊細なアクセルワークをサポートし、6軸センサーのフィードバックを受けた制御システムがライダーの意図をきめ細かく後押しします。
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