乗れば気分はエディ・ローソン!? 博物館に保管されていたヤマハ「YSR50」をオークションで発見 38年前の極上「原付レーサーレプリカ」とは
ミニバイク黄金期に輝くYSR50の実力とは
ミニバイクブームが頂点に達した1980年代に登場したヤマハ「YSR50」は、実戦用GPマシンYZR500を彷彿とさせる外観と本格装備で、当時の若者を虜にしました。

今回、米国で落札されたモデルはどのような個体なのでしょうか。
YSR50は1986年にデビューしました。
当時日本では原付免許で乗れる排気量50ccクラスに各社がフルカウルを纏わせたミニスポーツを相次いで投入し、ロードレース人気とも相まって一大ブームとなっていました。
カワサキ「AR50」やスズキ「RG50Γ(ガンマ)」、ホンダ「MBX50F」といった同世代機が存在する中、YSR50はワークスGPマシンYZR500譲りのシルエットを12インチタイヤに凝縮しポケットGPという新提案を行ったのです。
量産車ながらフロント油圧ディスクとリアドラムのブレーキ構成、リターン式5速変速機、空冷2ストローク単気筒エンジンなど、本格的な走行性能を備え、ミニバイクレースでは定番車種となりました。
最高出力7馬力、最大トルク5.8N・mを8800rpm付近で叩き出す高回転型ユニットは49ccという小排気量を感じさせない活発さを誇りました。
今回落札された1987年式は、長らく博物館に展示されていたと伝えられる個体です。
販売ディーラーが2021年に買い取った後、キャブレターサービスを施し、5速ミッションや自動オイルインジェクションなどの機構を整備してオークションに出品しました。
外装は白と赤のツートーンに濃紺レタリングを合わせ、透明スクリーンとソロシートを備えたフルフェアリング仕様。正方形断面スチールフレームはシルバーで統一され、当時のレーサーレプリカらしい硬質感を残しています。
足回りにはレッド仕上げの12インチマルチピースホイールを採用し、フロント3.50インチ、リア幅のブリヂストンモラスタイヤを装着。
従来型フォークとボックスセクションスイングアーム+モノショックの組み合わせは75kgの軽量車体を確実に支え、街乗りからサーキット走行まで幅広く対応します。
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