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乗れば気分はエディ・ローソン!? 博物館に保管されていたヤマハ「YSR50」をオークションで発見 38年前の極上「原付レーサーレプリカ」とは

走行距離は1770km 極上モデルの現在の価値

 速度計は最高50マイル(約80km)表示で、オドメーターは1100マイル(約1770km)を指しており、そのうち約10マイルが現オーナー下で加算されたと記録されました。

 走行距離の少なさは博物館保管車である事実を裏付けます。

米国オークションに登場、落札された1987年式ヤマハ「YZR50」
米国オークションに登場、落札された1987年式ヤマハ「YZR50」

 ハンドルはフォークヨーク上に固定された左右独立のクリップオンタイプ。左にはホーン、ハイビーム、ウインカースイッチ、右にはエンジンオフ/ランスイッチを備え、当時の市販レーサーを彷彿とさせる操作系が並びます。

 リアセットフットコントロールとアップスイープサイレンサー付きエキゾーストにより、ライダーは腰高なスポーツポジションを取りつつ排気音を楽しめます。

 空冷49ccエンジンは16mmミクニキャブレターと拡張チャンバー排気を組み合わせ、工場出荷時から7馬力仕様。今回の整備ではキャブレターがリフレッシュされ、始動性とスロットルレスポンスの改善が図られました。

 エンジン番号とフレーム番号の下6桁「002675」が一致している点もコレクション価値を高める要素です。

 車体寸法は全長1575mm×全幅635mm×全高930mm。

 これらの数値は兄貴分の250ccレーサーレプリカよりひとまわり以上コンパクトでありながら、無理なく乗れるサイズに設計されていることを示しています。

 軽量かつ短いホイールベースゆえの俊敏さは、現在でもカートコースのタイムアタックやストリートでのキビキビとした挙動で高く評価されます。

 今回のオークションでは4850USドル(日本円で約76万円)で落札されました。

 原付一種区分としては高額ですが、博物館コンディション、整備履歴、マッチングナンバー、そして1980年代ミニバイクブームを象徴するモデルであることが価格を押し上げた要因と考えられます。

 YSR50が消えつつある今、良好な個体を求める愛好家の層は依然厚く、今後の相場も安定するでしょう。

※ ※ ※

 1980年代を彩ったミニスポーツの中でもヤマハ「YSR50」はGPマシンさながらの外観と高い実用性で独自の地位を築きました。

 博物館展示歴を持つ本車は、走行1100マイルという低使用度と整備済み機構を武器に4850USドルで落札されました。

 世界的な小排気量2ストローク再評価の波に乗り、優良個体の価値は今後も堅調に推移すると見込まれます。

Gallery 【画像】80年代バイクブームで人気だった原付レーサーレプリカ! ヤマハ「YZR50」を写真で見る(30枚)
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Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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