足つきも良いから立ちゴケの心配いらず! 疲れにくいポジションで大型バイクでも気負わず乗れちゃう「リッターネイキッド」3選
市街地からワインディングまで…乗りやすいリッタークラスの3モデル
かつて、リッターバイクというカテゴリーは「大きくて重い」という印象が強かったものの、近年では最新の設計技術により、軽量化、さらにコンパクトな車体構成が進んでいます。
とくにストリートファイターというカテゴリーにおいては、アップライトなハンドル位置によって、長時間、ロングツーリングでも疲れにくいパッケージングが確立されています。
今回は、リッタークラスの動力性能を持ちながらも、足つき性がよく日常的な取り回しに配慮されたモデルを3車種取り上げます。
●ヤマハ「XSR900」
まず1台目は、ヤマハ「XSR900」を取り上げます。

XSR900は、1980年代のレーシングマシンを彷彿とさせるネオレトロなシルエットを持つスポーツヘリテージモデルであり、現行モデルとして新車購入が可能です。
外観は、アルミ製のドッグタグプレートやバーエンドミラーなど、細部の素材感や質感にまで徹底的にこだわった独自の造形が特徴で、大人の所有欲を掻き立てる美しい佇まいを見せてくれます。
定評のある888ccの水冷直列3気筒「CP3」エンジンを搭載。最高出力120ps、最大トルク93Nmを発揮します。
4気筒の滑らかさと2気筒の力強さをいいとこ取りしたような3気筒ならではの粘り強いトルクと、スロットルワークに瞬時に反応する軽快なレスポンスが、このモデルのダイナミックな走行特性を象徴しており、そのエモーショナルな走りの楽しさは乗れば誰もがハッキリとわかります。
さらに機能面では、スーパースポーツ譲りの6軸IMU(慣性計測装置)を活用した高度な電子制御を標準装備。トラクションコントロールをはじめ、旋回時の横滑りを制御するスライドコントロール、前輪の浮き上がりを抑えるリフトコントロールといった充実の支援システムがライダーを優しくサポートします。また、コクピットには5インチのフルカラーTFTディスプレイが装備され、スマートフォン専用アプリと連携することでメーター画面にナビゲーション機能を表示させることも可能です。

車体重量は196kgと、このクラスとしては驚異的に軽く仕上げられており、シート高も815mmに設定されています。軽量な車体と良好な足つき性によって、街乗りからワインディングまで誰もがイージーに扱える点が大きな強みです。
気になる価格はカラーリングによって異なり、オーセンティックな標準カラーが132万円、ガレージビルド感を漂わせる日本限定色のセラミックアイボリーが135万3000円に設定されています。往年のモータースポーツへのオマージュと、最新の3気筒パフォーマンスが見事に融合した、非常に完成度の高いプレミアムな1台と言えます。
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