「SUVなんていらないかも!!」 アウディ新型「A6 オールロード クワトロ」ワイドボディ化で存在感際立つ! 海外SNSでは“SUVキラー”と話題に
初のワイドボディで“筋肉質”なエクステリアに
独アウディAGは2026年6月16日、ドイツ本国で新型「A6 オールロード クワトロ」を発表しました。海外のSNSでも早くも大きな話題に。果たしてどんなモデルなのか、その詳細と反響を見ていきましょう。
「A6 オールロード クワトロ」は、悪路もこなせる“背の高いアバント(ワゴン)”というジャンルを切り開いてきた、四半世紀以上の歴史を持つモデル。
最大のトピックは、歴代モデルで初めて採用されたワイドボディです。全長5016mm、全幅1986mm(ドアミラーを含めると2099mm)、全高1479〜1508mmという堂々たるボディサイズは、ベースとなった「A6 アバント」より111mm、先代モデルより84mmも幅が広がっており、トレッド(左右タイヤの間隔)は「A6 アバント」比で74mm拡大しています。これにより、見るからに踏ん張りの効いた力強い姿になっています。
スポーティでエレガントな上半身に対し、下半身はタフで実用的な“オールロードらしさ”を主張。フロント、リア、サイドには専用のデザインがあしらわれており、フロントタイヤ後方の機能的なエアベントがワイドな印象をさらに強調します。
シングルフレームグリルやサイドのエアインテーク、ディフューザー上部のインサートにはヘキサゴン(六角形)のモチーフを採用し、オフロード感を演出。アンダーボディのプロテクターやサイドスカートにも専用デザインが与えられています。
ロードクリアランスは「A6 アバント」比で34mm、先代モデル比で16mm拡大されており、足元には標準で19インチ、オプションで最大21インチの大径ホイールを装着しています。

新型「A6 オールロード クワトロ」の走りのカギを握るのが、専用開発のアダプティブエアサスペンション。オンロードでの快適性とオフロードでの走破性を両立しています。
通常時は「A6 アバント」より34mm大きなロードクリアランスですが、「オフロード」や「オフロード+」モードではさらに15mm、そして低速向けの「リフト」機能では追加で20mm(35km/hまで走行可能)最低地上高を拡大し、本格的な悪路にも対応。一方、「ダイナミック」モードや高速走行時には車高を下げ、安定性と効率を高めます。
後輪操舵機構“オールホイールステアリング”も走行性能アップに寄与しています。およそ60km/hまでは後輪が前輪と逆方向に最大5度切れ、最小回転半径を最大1mも小さく、また、中高速では同じ方向に最大2度切れて安定感をアップさせます。
パワートレインは全車が電動化され、お馴染みの4輪駆動システムの“クワトロ”を標準装備。発表時点では、3リッターV6ディーゼルと、PHEV(プラグインハイブリッド)の2本立てとなっています。
「A6 オールロード クワトロ」で初の搭載となるPHEVは、2リッター直4ガソリン(252ps)と最大105kWのモーターを組み合わせ、システムトータルで367ps(270kW)・500Nmを発生。0-100km/h加速タイムは5.5秒をマークします。駆動用バッテリーの総容量25.9kWh(正味20.7kWh)で最大95km(WLTPモード)のEV走行が可能。最大11kWの普通充電であれば約2時間半でフル充電となります。
「TDI」と呼ばれる3リッターV6ディーゼルは、299ps・580Nmを発生。ベルト駆動スターターとPTG(発電機)からなる“MHEV plus”(最大18kW/24psをアシスト)と、EPC(電動コンプレッサー)を組み合わせています。このEPCがターボラグを解消し、低回転から力強いトルクを発生します。0-100km/h加速タイムは5.4秒となっています。
そんな新型「A6 オールロード クワトロ」の室内は、曲面OLED(有機ELパネル)を使った“MMIパノラマディスプレイ”が目を惹きます。11.9インチのバーチャルコックピットと14.5インチのタッチディスプレイに、オプションで10.9インチの助手席ディスプレイを用意。
音声アシスタント機構“Audiアシスタント”はChatGPTを統合し、曖昧ないい方でも目的地を探せるほか、メールの読み上げ・作成まで手伝う“デジタルな相棒”として機能します。
照明も先進的で、マイクロLEDを用いた“デジタルマトリックスLEDヘッドライト”は車線や警告を路面に投影。デイタイムランニングライトはシグネチャーを8種類から選べます。
また、リアの“デジタルOLEDリアライト2.0”は片側198セグメントとなっており、後続車への注意喚起や、停車中に人や自転車が近づくと点灯する機能も備えています。
快適装備も充実しており、換気・マッサージ機能つきシート、調光式パノラマガラスサンルーフ、4ゾーンエアコン、微粒子センサーつき空質パッケージ、ヘッドレストにもスピーカーを内蔵するバング&オルフセンの3Dサウンドなどを用意。
気になる荷室容量は466〜1497リットル(PHEVは404〜1423リットル)で、ルーフレールやオプションのルーフバスケットも活用できます。
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