「C200」なのに1.5リッター?「GLA180」なのに1.3リッター? 2025年最新版「メルセデス・ベンツの車名」には どんなルールが存在する?
メルセデス・ベンツのモデルは英語と数字で構成される
輸入車の定番といえば、今も昔もドイツ車ですが、フォルクスワーゲンのように「ゴルフ」や「ティグアン」といった固有名詞ではなく、ドイツ御三家と称される「メルセデス・ベンツ」、「BMW」、「アウディ」は、数字と記号で表現されています。
今回は、2025年最新のメルセデス・ベンツの車名のルールを解説します。

ドイツ高級車の代名詞である「メルセデス・ベンツ」、英語と数字で表現したモデルで構成されており、そのルールを理解すれば、車格やスペックが簡単に理解できます。
その車名はセグメントにより分類されており、「Gクラス」と「Vクラス」を除き、アルファベットが進むほど全長が長く(セグメントが大きく)なります。
シリーズ表記としては、「Cクラス」のように、「アルファベット+クラス」が基本でしたが、近年は「GLA」のように車名のみで表記されるモデルも増えています。
下記に、パワートレインとボディタイプ別に分類を紹介します。
〇エンジン車の場合
・コンパクトカー:「Aクラス」、「Bクラス」
・セダン:「Aクラス」、「Cクラス」、「Eクラス」、「Sクラス」、「メルセデス・マイバッハSクラス」
・ミニバン:「Vクラス」
・ステーションワゴン:「CLAシューティングブレーク」、「Cクラス ステーションワゴン」、「Cクラス オールテレイン」、「Eクラス ステーションワゴン」、「Eクラス オールテレイン」
・2ドアクーペ:「CLE クーペ」、「GT クーペ」
・4ドアクーペ:「CLA」、「GT」
・オープンカー:「CLEカブリオレ」、「SL」
・SUV:「GLA」、「GLB」、「GLC」、「GLE」、「GLS」、「メルセデス・マイバッハGLS」、「Gクラス」
・SUVクーペ:「GLC クーペ」、「GLE クーペ」
ハッチバックとセダンなどの一部のボディタイプは車名には含まれませんが、「クーペ」や「カブリオレ」などのように車名に表記されるものもあります。
SUVは、Gクラスを除き、「GL+アルファベット」でSUVであることを表現。ステーションワゴンは、オーソドックスなスタイルのものは、単にステーションワゴンと呼びますが、デザイン性を重視したものを「シューティングブレーク」、クロスオーバーモデルを「オールテレイン」と名付けています。
またBクラスは、トールワゴン形状ですが、メルセデス・ベンツではコンパクトカーに分類されています。
〇BEV(電気自動車)の場合
・セダンが、「EQE」、「EQS」
・SUVが、「EQA」、「EQB」、「EQE SUV」、「EQS SUV」、「Gクラス with EQ Technology」、「メルセデス・マイバッハEQS SUV」
BEVは、「EQ+アルファベット」が基本ですが、セダンとSUVの両方が存在するものに関しては、「SUV」が加わります。

またGクラスのEVは、コンセプトカーの段階では「EQG」と名乗っていましたが、現在は、「with EQ Technology」でEVを示すなど、こちらの法則も変化が見られます。
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