フェラーリ新型「アマルフィ」日本初公開 「ローマ」後継モデル 630馬力のエレガント・スーパーカーが上陸
2020年登場の「ローマ」後継モデル
フェラーリ・ジャパンは2025年7月30日、新型「アマルフィ(Amalfi)」を日本初公開しました。

アマルフィは、2025年7月初旬にイタリア・アマルフィで世界初公開された、新型2+クーペモデルです。
「ローマ」の後継モデルに位置づけられ、モダンなエレガンスとハイパフォーマンスが融合した、フェラーリのラインナップの中で唯一無二のモデルとなっています。
フロントに搭載される排気量4リッターのV8ツインターボエンジンは、ローマより20ps増えて640psを発揮。トランスミッションは8速デュアルクラッチF1 DCTを組み合わせます。
最高速度こそ320km/hで変わりませんが、0−100km/h加速は3.4秒から3.3秒へ、0−200km/h加速は9.3秒から9.0秒へと向上しています。
ボディサイズは、全長4660mm✕全幅1974mm✕全高1301mm、ホイールベースは2670mmと、全長が4mm長くなったことを除くとホイールベースを含めてローマとまったく同じ。車重はローマよりも2kgだけ軽くなって1470kg(乾燥重量)となりました。
乾燥パワーウエイトレシオは2.29kg/psと、同クラス最高となっています。
ローマからの進化点として、フェラーリが誇るABS evoが搭載されたことが挙げられます。
これは、ABSの制御に6軸センサーを用いて、特に滑りやすい状況で最大限の制動力を確保するのに役立つ技術で、一般的なABSが上下、左右、前後の3方向に関する加速Gを検出してこれをブレーキ制御に役立てているのに対して、ABS evoに用いられる6軸センサーはこれらにくわえてピッチ、ロール、ヨーという3軸の回転モーメントを計測することにより、1本1本のタイヤの接地状態をより緻密に検出。この結果をブレーキ制御に役立てることで、1輪だけが浮き上がりかけているような状況にも適切に対処し、残る3輪で最大限の制動力を引き出そうとする点にABS evoの最大の特徴はあります。
新型アマルフィの日本での消費税込みの車両価格は3418万円となっています。
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東京・ウォーターズ竹芝で開催された、新型アマルフィの日本初披露イベントには、フェラーリ本社からプロダクトマーケティング責任者のエマヌエレ・カランド氏も来日、登壇しました。
カランド氏は「アマルフィは、フェラーリが追求する比類なきパフォーマンスと、ドライビングの喜び、このふたつの魂を完璧なバランスで具現化したモデルです」と語りました。
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