「その挨拶、ちょっと損してるかも…」 ネットに寄せられる声や各社の調査結果を調べてわかった! 世代間で異なる“挨拶ギャップ”とは
SNSにあふれる“挨拶ギャップ”の声
SNSにおいても、挨拶を始めとするビジネスマナーをめぐってさまざまな声が飛び交っており、上司世代の戸惑いや、若手世代の反発の声が見受けられました。

たとえば、上司側の人からは「『ちゃんと挨拶して』って言うのに躊躇してしまう。パワハラと受け取られないか不安」という声が投稿されていました。
やはり、こうした指摘することへのハードルが、挨拶をめぐる温度差の背景にあるようです。
他の声では、「新入社員の挨拶がマジで適当。敬語すら使わない時もある」という内容もありました。
また「研修で挨拶の大切さを教えたのに、1ヶ月もすればやらなくなる子が多い。上司層は常識がないと憤るけど、若手は仕事ができれば問題ないと思っている。価値観が噛み合っていない」と、世代間での感覚の違いを嘆く声もあります。
一方で、若者側からも、上司の挨拶に対する不満の声が複数あがっています。
「朝きちんと『おはようございます』と声をかけても、無視される、目も合わせない」「しっかり挨拶してもスマホを見ながら適当に返されるだけで辛い」など、上司側の対応に疑問を呈する意見が目立っていました。
なかには「新人が元気よく挨拶したのに、『会社の品格に合わない』と怒鳴っている上司がいる。でも怒鳴った本人は挨拶されても返事すらしない。自分がやらないのにマナーを語る資格はない」などと、若者に礼儀を求めるのに自分は挨拶すら返さない上司に対する不満の声もあります。
こうして見ていくと、挨拶という日常的な行為ひとつをとっても、背景にある価値観や育ってきた環境の違いが大きく影響していることがわかります。
そして、その違いを認識しないままでいると、関係がこじれる原因となるかもしれません。
逆に、お互いがしっかりと挨拶の意味や目的を共有する姿勢があれば、信頼形成につながるきっかけになる可能性も考えられます。
「どうすれば互いに気持ちよくやりとりできるのか」をお互いに意識することが、円滑なコミュニケーションにつながるといえます。
※ ※ ※
挨拶は古くから「マナーの基本」とされてきましたが、時代とともにその受け取り方にはズレが生まれています。
今後も働く環境や価値観が多様化していくなかで、単なる形式としてではなく、相手を思いやる行為としての「挨拶」を見直すことが、世代を超えた信頼関係のもとになるかもしれません。
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