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SA/PAで「車中泊」ってOK?それともNG? “泊まる前提”のサービスエリアが急増中 高速道路の“第二の宿泊地化”が進むワケ

SAで車中泊をすることはできる?迷惑をかけずに利用するための心がけ

 こういった取り組みにより、SAは従来の一時休憩所から長期的な休憩所へと機能を拡張しつつあります。

 では、実際にSAで車中泊することは可能なのでしょうか。

中央道諏訪湖SA。併設される温泉施設が人気だったが施設の老朽化により2026年1月までに閉店する
中央道諏訪湖SA。併設される温泉施設が人気だったが施設の老朽化により2026年1月までに閉店する

 NEXCO中日本は、SAやPAを「休憩を目的とした施設」と位置づけており、「仮眠」は認められている一方で「車中泊」は推奨していないようです。

 仮眠と宿泊の明確な違いは定義されていませんが、長時間駐車によって他の利用者に支障をきたす可能性があることが理由とされています。

 このような現状を踏まえ、公共の駐車場においては車外にイスやテーブルを出さないことや休憩中に発生したゴミは持ち帰る、といったマナーを遵守することが欠かせません。

 多くの利用者がこれらを守っていると見られていますが、引き続き適正な利用が求められます。

 なお、夏季は車内温度の上昇による安全性と快適性の確保が課題となります。

 長時間アイドリングによる冷房利用は、周囲への騒音や排気ガスの問題があり、環境負荷の観点からも推奨されていません。

 夏の旅行においては、広い個室空間と空調設備を備えるハイウェイホテルが有効な選択肢となりそうです。

名神高速EXPASA多賀サービスエリアの中にある宿泊施設「レストイン多賀」の客室。大浴場やサウナ、カプセルホテルもある
名神高速EXPASA多賀サービスエリアの中にある宿泊施設「レストイン多賀」の客室。大浴場やサウナ、カプセルホテルもある

※ ※ ※

 SAは「宿泊施設」としての明確な位置づけはされていないものの、移動手段の多様化やドライバーの休憩ニーズの変化から整備が進んでいます。

 夜間の移動や低予算の旅行を志向する利用者にとって、SAは安全性と利便性を兼ね備えた有力な滞在地といえそうです。

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Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。

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