「また汗ジミ…」を卒業! クールビズ時代のスマート対策 夏の“見た目・マナー”を左右する素材選びとは?
クールビズには汗ジミなどの“見た目リスク”も潜む
ノーネクタイや半袖シャツの着用が一般化し、すっかり夏の定番スタイルとなったクールビズ。
しかし、快適性を優先した装いの中で目立ってしまうのが「汗ジミ」や「透け感」といった見た目の問題です。
涼しさと同時に清潔感を保つことが、夏のビジネスマナーを支える大きなポイントとなっています。

クールビズは2005年に政府の提唱によって広がり、今では多くの職場で定着した夏の装いです。
ネクタイやジャケットを外し、半袖シャツやポロシャツで働くスタイルは、冷房使用を抑制しつつ快適に過ごすための工夫として始まりました。
ところが、涼しさを優先した結果、「汗ジミ」「透け感」など、見る人に不快感を与えかねない問題も浮かび上がっているといいます。
とくに汗ジミは脇や背中などに目立ちやすいほか、白や淡色のシャツは汗を含むと透けやすく、下着のラインや肌の色が表に出てしまうことも珍しくありません。
さらに、シャツの素材によっては汗を吸って乾きにくく、シワが強調されて清潔感を損なう場合もあります。
日本の化粧品メーカー・マンダンがおこなった、25から49歳の働く男女1117名に聞いた身だしなみに関する調査では、半数以上が服装よりも「ニオイ」と「汗」が気になるという結果が出ています。
●素材選びと工夫で変わる“夏の清潔感”
汗をかくこと自体は自然な生理現象ですが、その後の見た目をどう整えるかによって、周囲に与える印象は大きく変わります。
そもそも、クールビズは快適さを重視する一方で「相手に不快感を与えないこと」が大前提にあります。
つまり、衣服の素材や着用方法を意識して汗ジミや透けなどの対策をすることも、クールビズの一環といえます。
最近では、吸汗速乾性の高い素材が採用されているシャツも増えており、これらは発汗後も素早く乾かすことでシミの広がりを抑えやすいとされています。
また、汗のにおいに配慮するために、防臭加工を施した生地を選ぶのもポイントです。
くわえて、透けを避けるためのポイントとしては、インナーの選び方も重要だといいます。
肌に近い色合いのインナーを着用すれば、汗を吸収する役割を果たすと同時に、シャツ越しに下着が透けるのを防ぎます。
とくに白いシャツの場合は、白いインナーよりもベージュやグレー系の方が肌との境界が目立ちにくく効果的なようです。
一方で、「暑いのだから汗をかくのは当然」「汗ジミが出るのは仕方がない」という声も少なくありません。
確かに、汗ジミや服の透けなどは、気候条件を考えれば誰にでも起こり得ることです。
しかし、開き直るのではなく、相手への配慮を意識することが社会人としてのマナーといえます。
清潔感は夏だけでなく、年間を通じてビジネスマナーの基本となりますが、特に気温や湿度が高い時期は、その意識を強める必要があります。
クールビズの目的が「快適に働ける環境を整える」ことにある以上、その快適さを周囲と共有できる装いを心がけることが、結果的に円滑な人間関係や業務の進行にも寄与していくといえるでしょう。
※ ※ ※
クールビズの普及により働きやすさが向上した一方で、「汗ジミ」や「透け感」といった課題は見逃せません。
しかし、シャツの吸汗速乾素材や防臭加工、適切なインナーの選択などの工夫次第で、見た目の印象は大きく改善されます。
また、夏場においてはアイロンがけや洗濯頻度を増やすなど、日々の手入れも重要な要素になりえます。
夏でも清潔感を保ち、相手への思いやりを装いに反映させることが、夏のビジネスマナーを支える鍵となりそうです。
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