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光と色彩が変化する!? ミナセの新作「悠彩文字盤」は“見るたびに表情が変わるアートウォッチ”

ケースの中に収まることで完成する時のアート

 大胆にして緻密、そしてハンドメイドの集合体となるコレクションを展開してきたMINASE(ミナセ)。

 今回、リリースされたJAPAN ARTCOLLECTIONの「悠彩文字盤」シリーズ3つのモデルは、現代美術家である高屋永遠(たかやとわ)氏とミナセのコラボレーションにより実現した新作。

 JAPAN ARTCOLLECTIONはミナセが展開する、日本の伝統工芸や現代アートの素晴らしさを世界へ発信するコレクションです。

「悠彩文字盤」シリーズはミナセのコアコレクションである、「DIVIDO」と「WINDOWS」シリーズの3モデルで展開
「悠彩文字盤」シリーズはミナセのコアコレクションである、「DIVIDO」と「WINDOWS」シリーズの3モデルで展開

「悠彩文字盤」シリーズの“悠”は悠久・悠然とした時の流れを象徴し、直線的な時間の経験とは異なり、永遠的で、ゆるやかに循環するような時間の奥行きを表現。

“彩”は色彩そのものが持つ揺らぎや多層性を意味し、光が反射して見る角度や環境で異なる表情を見せる彩りは、時間がもたらす揺らぎの美学を意味し、このふたつがザラツ研磨の輝きを放つケースに収まることで時のアートが完成します。

 ひとつ目のモデルとなる「DIVIDO ~罔象<流星雨と幻」は、見る角度によって表情を変える造形、積み重なる多面体による複雑な輝きに呼応するよう、ダイヤルを見る角度によって異なる色彩が現れるように描かれたモデル。

 パール材による繊細な輝きと絵の具のグラデーションによって、ダイヤルの向こうには星雲のようにも、あるいは雪景色のように感じられるような多層的な絵画空間が現れ、神秘的で高貴な色彩が特別な経験を与えてくれます。

 ふたつ目のモデル「SEVEN WINDOWS ~存在するとは別の仕方で」は、高屋永遠氏の中心的なシリーズである青のシリーズ「存在するとは別の仕方で」をダイヤルに表現したモデル。

 SEVEN WINDOWSの立体的なインデックスが宙空に浮き上がっているように見えるケースインケース構造と共鳴するよう、浮遊感を感じさせる青のシリーズを描き、光の変化によって多彩な表情を魅せる色彩との一期一会を楽しむことができます。

 日本庭園にインスパイアされた3つ目の「FIVE WINDOWS MID ~多元論者の庭」は、内と外をつなぐ特別な窓をダイヤルで表現。

 幾層にも塗り重ねた色彩のグラデーションは、ダイヤルに差し込む光と調和し、水面の揺らぎと微風によって揺れる桜の気配を感じられるように描かれています。

 ダイヤルを眺める角度によって異なる表情を楽しむことができる、全てのモデルがダイヤルを通して、一期一会のアートピースへと昇華したJAPAN ARTCOLLECTIONの「悠彩文字盤」シリーズ。いずれも受注生産となるので、納期まで約3ヶ月の期間を要します。

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Gallery 【画像】ダイヤルの美しさは必見!国産高級時計ミナセ新作を画像で見る(13枚)

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