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見た目はクラシカル…でも中身は最新装備って、なんだか“味”があるよね! 中排気量の国産「ネオ・レトロバイク」3選

三者三様で表現する国産ネオクラ3台

●ヤマハ「XSR700」

 XSR700は、「MT-07」をベースに「Urban Casual Retro-ster」を掲げる正統派ネオレトロです。

ヤマハ「XSR700」
ヤマハ「XSR700」

 水平基調のボディラインには、アルミのタンクサイドカバーや丸型ランプ類などのサークルモチーフが配され、オーセンティックな装いに仕立てられています。

 さらに、688ccの水冷直列2気筒は、73ps/8750rpm、67Nm/6500rpmと数値は控えめながら、4〜6速での粘り強さと鼓動感が「乗って楽しい」印象をつくるモデルとされています。

 また、街中での取り回しを軽快にするために、アップライトでワイドなアルミハンドルを採用。くわえて、軽量バックボーンフレームと水平配置のモノクロスサスがコンパクトな車体を支え、カスタムを想起させる独立パーツ構成も持ち味です。

 なお、XSR700の価格は100万1000円に設定されています。

 これらはいずれもネオレトロの本質である「見た目の物語性」と「最新の安心装備」をバランスさせています。

 Z650RSは扱いやすさと親しみやすさを前面に、CB650Rは直4の高回転域の昂りと先進コクピットで差別化。XSR700は270度クランクの鼓動と素材感ある佇まいで“日常に溶け込む楽しさ”を演出します。

 車重やシート高の数値は各車で近いレンジに収まりますが、ハンドル位置やタンク形状、メーターの見え方などコックピットの味付けが異なります。

※ ※ ※

 見た目はクラシカル、乗り味はモダンというネオレトロの王道を、直2の粘り、直4の伸び、270度クランクの鼓動という三者三様で表現するラインナップとなっています。

 さらに、いずれのモデルも価格帯は100万円前後から。

 通勤から週末のショートツーリングまで「自分の速度域で気持ちよく走れるか」を軸に、ハンドル位置やメーターの情報量、電子制御の介入感などを確かめつつ選ぶのが近道といえるでしょう。

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