32年前のスーパーカーなのに走行わずか249キロ しかも右ハンドル 当時世界最速だった「カウンタック後継車」を発見! 極上の「赤いランボ」の価値とは
納車後、未登録のまま「タイムカプセル」状態で現代に登場
ここで紹介するシャシナンバー「12919」は、オリジナル仕様で生産された約873台のうちの1台です。

しかも未登録で、今回のカタログ掲載時点での走行距離はわずか249kmという、まさに「タイムカプセル」に入っていたような逸品です。
右ハンドル仕様で、ボディカラーもインテリアのレザーも鮮烈な赤。
黒いダッシュボードには初期ディアブロの特徴である掛けのようなメーターパネルが備わっています。
このディアブロは、1993年9月にロンドンのディーラーで納車されました。
その後は個人コレクションに保管されていたようで、登録もされず使用されていませんでした。
2014年12月にランボルギーニ バーミンガムで再稼働の作業が行われ、総額1万6280ポンド(当時のレートで約290万円)をかけて整備されました。
2023年1月に現在の委託者が取得しましたが、保存状態は良く、OZレーシング製の17インチホイールとピレリPゼロ タイヤもオリジナルのままです。
取扱説明書や、2018年11月にランボルギーニ社が発行した車両技術証明書も付属しています。
なお、データでは4WDモデルと記載されていましたが、実車を確認したところRWD(後輪駆動)モデルでした。
ランボルギーニ社が1990年代に送り出した傑作のディアブロ、しかも新車同様のコンディションを保っています。
この1993年型のランボルギーニ ディアブロ、オークションでの落札価格は37万5000UKポンド〜42万5000UKポンド(1UKポンド=約199円として、約7460万円〜約8460万円)と予想されています。
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