32年前のスーパーカーなのに走行わずか249キロ しかも右ハンドル 当時世界最速だった「カウンタック後継車」を発見! 極上の「赤いランボ」の価値とは
約873台のオリジナル仕様、しかも右ハンドル
2025年11月1日に英国ロンドンで開催されるRMサザビーズのオークションに、1993年型のランボルギーニ「ディアブロ」が出品されます。
どんなクルマなのでしょうか。

ランボルギーニ「カウンタック」の後継モデルとして1990年に発表されたディアブロは、史上最速の量産車と公式に認められました。
5.7リッターのV12エンジンをミッドシップ搭載したウエッジシェイプのボディは、開発目標である199mph(約318km/h)を超えた202mph(約323km/h)の最高速度を達成しました。
それは、フェラーリ「F40」より1mph速く、スーパーカーの頂点に君臨したことを意味しました。
ディアブロという車名は、伝説の闘牛の名にちなんで名づけられました。
485馬力を発生するエンジンを、マルチェロ・ガンディーニが手がけたボディスタイルに包み込んでいます。
リアホイールアーチ上部の直線的なスラッシュは、ガンディーニ デザインの代名詞と言われています。
カウンタックと同様にディアブロも長寿命で、2001年までに約3000台が生産されました。
その間に、ランボルギーニ社はクライスラー傘下から1998年にVWグループに買収され、アウディが統括して今に至ります。
そして、4WDの導入やデザインのリファイン、そしてポップアップ式ヘッドランプの廃止などが行われました。
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