レーシングマシン譲りの性能と 日常での実用性の両立が良いよね! 新車で買える600cc前後の現役「ミドルクラス・スーパースポーツ」バイク3選
現行で入手可能なミドルクラスのスーパースポーツ
ホンダ「CBR600RR」
CBR600RRは、低中回転域での扱いやすさも維持しつつ、高回転までスムーズに吹け上がる特性が魅力のミドルスーパースポーツです。

エンジンには、599ccの水冷直列4気筒DOHCエンジンを採用。カムシャフトやクランクシャフトの改良、吸排気系の最適化によって高回転域での伸びを向上させ、最高出力89kWを実現しています。
さらに、外観は空力性能を意識したフォルムでまとめられました。くわえて、フロントカウルにウイングレットを備え、コーナー進入時や加速旋回での安定感を向上させています。
また、スロットルバイワイヤシステムを採用することで、ライディングの状況に応じた特性を選択できるのも魅力とされています。
なお、CBR600RRの新車価格はグランプリレッドで160万6000円、マットバリスティックブラックメタリックで143万円となっています。
アプリリア「RS 660」
最後に紹介するのは、アプリリア「RS 660」です。

659cc水冷並列2気筒DOHCエンジンを搭載し、最大出力は73.5kW(101ps)/10,500rpm、最大トルクは67Nm/8,500rpmを発揮。
高回転型のエンジン特性により、スポーツ走行で際立つパフォーマンスを持ちながら、公道での扱いやすさも意識されているといいます。
そして、外観デザインは新世代アプリリアの方向性を示すために、シャープでモダンなスタイルが採用されています。
特徴的なトリプルLEDヘッドライトはデイライトが組み込まれており、存在感を高めるとともに安全性にも寄与するようです。
くわえて、自動点灯機能やコーナリングライトを備え、夜間走行やワインディングでも安心感を提供します。
さらに、エンジンパワーモード、エンジンブレーキ制御、トラクションコントロール、ウィリーコントロール、上下対応のクイックシフターを搭載するなど、電子制御も充実しています。
なお、RS 660の新車価格は159万5000円となっています。
※ ※ ※
今回紹介した3台は、いずれも現行で入手可能なミドルクラスのスーパースポーツです。
ニンジャ ZX-6Rは636ccならではの余裕を活かしたバランスの良さ、CBR600RRは電子制御と空力を磨き込んだ万能性、RS 660は2気筒の軽快さと先進装備を両立しています。
このように、それぞれが異なる方向性を持っていますが、いずれも中型免許で扱える範囲を超えた高性能を備えており、現行のスーパースポーツ市場を支える存在といえるでしょう。
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