「50cc専用駐輪スペースには駐められるの?」 ホンダ新型「ディオ110ライト」11月に発売 「新原付」対応の新スクーターに対するネットでの反響とは
新基準原付に対する関心と混乱 SNSでは制度への疑問の声も
Dio110 Liteは、新たな原付一種区分である“新基準原付”に対応した初期モデルのひとつとして注目を集めています。

この新制度では、総排気量50cc超〜125cc以下で最高出力4.0kW以下の車両を原付免許で運転できるようになり、従来より高い実用性を持つモデルが登場し始めています。
一方で、SNS上では制度の変化に対して戸惑いの声も上がっています。
「新原付って125ccなの?」「結局二段階右折とかあるの?」「駐輪場とかどうなるの?」といった疑問が多く見られ、制度理解が進んでいない現状もうかがえました。
とはいえ、「排ガス規制で仕方ない」「値段上がったのに原付免許で乗れるのはいい」「中間的な存在で便利そう」といった肯定的な意見も寄せられています。
新基準原付は、従来の50ccモデルに比べて出力と走行性能が向上する一方で、免許区分や交通ルールは従来の原付一種と同様に適用されるといいます。
すなわち、最高速度制限は30km/h、二段階右折のルールも現行通りとなる見込みです。
ただし、街中に多い「50cc専用」駐輪スペースや月極駐車場の取り扱いは今後の運用によって変化する可能性があります。
各自治体や事業者が対応を検討している段階であり、ユーザーからは「停められない場所が増えないか心配」との声も上がっています。
こうした中で、Dio110 Liteのようなモデルは、新基準原付という新しい制度の実用的な側面を最初に体現した存在といえそうです。
小型ながら力強い走りを備え、通勤・通学・買い物といった生活の足としての需要が広がると見込まれます。
※ ※ ※
11月9日で閉幕した「ジャパンモビリティショー2025」のホンダブースでは、電動コミューター「CUV e:」や次世代の電動モビリティ「EV アウトライヤーコンセプト」などと並び、Dio110 Liteが展示されました。
ホンダは新基準原付の時代に向けて、ユーザーに新しい“日常の移動のかたち”を提案しています。
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