なぜ「美容家電ブランド」がモータースポーツに参戦!? きっかけは豊田章男会長? ブランドが目指す志とは
きっかけはトヨタ豊田章男会長が導いた関谷正徳氏・三浦愛氏との出会いから
去る2月5日、幅広い層から人気を集める美容家電ブランド・ReFaを展開するMTGが驚きのニュースを発表。
女性限定で開催されるモータースポーツシリーズ「KYOJO CUP」2026年シーズンに自社チーム「Team ReFa with AIWIN」を結成して参戦、同時にシリーズ全体の公式パートナーに就任するというものです。
「KYOJO CUP」とは、日本人として初のル・マン24時間レースで総合優勝を果たしたレジェンドドライバー・関谷正徳氏が主宰する女性限定のワンメイクレース。2017年よりスタートしたシリーズは今シーズンで10年めを迎え、そのレベルは年毎に向上。
特に2025シーズンからはフォーミュラマシンの導入によって競技性を大きく高めるなど、純粋な実力勝負のカテゴリーとして国内外から注目される存在となっています。
一見美容とは距離があるかのように思えるカーレースの世界に挑むこととなったReFa。その経緯について、MTG代表取締役でありチームのチェアマンを務める松下社長は、発表会壇上にて3人の先駆者との出会いを挙げながら、次のように説明しています。
「きっかけは、MTGの創業30周年の節目にトヨタ自動車の豊田章男会長から受け取ったメッセージです。その後、豊田氏を訪ねた富士スピードウェイで関谷氏に出会い、男性中心のモータースポーツの世界で女性を応援したいという熱意に共感。さらにKYOJO CUPにて2度の優勝を果たした三浦愛氏と出会い、若手育成のために情熱を注ぐ姿勢に触発されました」(松下社長)

女性たちを美の側面から応援してきた松下社長の想いが、関谷氏の「男性主体のモータースポーツ界において女性アスリートが輝く場を創る」という志、三浦氏の「業界の未来を切り拓く」という覚悟と共鳴。
三浦氏が代表を務める「Team AIWIN」をビジネスパートナーに迎えて「Team ReFa with AIWIN」を設立するに至ったというわけです。
「美しさは走りにも好影響。憧れられるドライバー像を示したい」(三浦氏)
参戦マシンは、ReFaの人気商品「ハートブラシ」「ハートコーム」のイメージを愛らしいピンクとホワイトで表現した17号車と、ブランド旗艦店・ReFa GINZAのテーマカラーでもあるゴールドを纏った18号車の2台体制。
ハンドルを握るのは幼少期からの夢を追い続ける若手実力派・白石いつも氏、また松下社長に転機をもたらした三浦愛氏自らもドライバーとして「KYOJO CUP」に復帰します。
過去に2度のシリーズチャンピオンを経験した三浦氏は「ReFaというブランドを背負うのは良いプレッシャー。初年度からチャンピオンを目指す」「美しさは外見だけでなく走りにも好影響。初めて観戦する方にもモータースポーツの魅力を伝え、憧れられるドライバー像を示したい」と力強く語り、美しさとパフォーマンスの相乗効果を証明しようとしています。
彼女たちが纏うレーシングスーツも現在制作中で、5月の開幕戦でその全貌が披露される予定です。
また発表会では「KYOJO CUP」のシリーズパートナーシップ調印式を実施。
松下社長と関谷氏が契約書にそれぞれサインを行い交換。両者の絆の深さを感じさせる、固い握手を交わし「ブランドコンセプトである“VITAL BEAUTY”の力で、参戦する全てのドライバー、モータースポーツに従事する女性スタッフをサポートしてまいります」と意気込みを見せていました。
ReFaはいまや美容機器の枠を超え、独自の機能性繊維を用いたリカバリーウェアなど、生活全般を支えるビューティーライフブランドへと進化を遂げようとしています。
過酷な重力やストレスと戦う女性ドライバーをサポートすることは、いうなれば究極のライフスタイル提案。
美しくあることと戦うことは共存できるーーサーキットを疾走するゴールドとピンクのマシンは、挑戦を恐れないすべての女性たちへのエールとなるはず。
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