「うっわ、懐かしい!」29年前に登場した“最強パジェロ”を米国で発見 ガンダムっぽいエアロが強烈な三菱「パジェロエボリューション」って覚えてる?
個体のコンディションと価格に注目集まる
今回落札された個体は1997年式で、アメリカ・コネチカット州の販売店を通じて出品されていました。

ボディカラーは純白の「ソフィアホワイト」で、ラリーマシンを思わせる精悍な印象を与えます。オーバーフェンダーやボンネットのダクト、ルーフスポイラーなども健在で、当時のデザインが色濃く残る外観です。
足元には6本スポークの16インチアルミホイールが装着され、タイヤはヨコハマ「ジオランダーM/T」仕様。
ブレーキは前後ともディスクブレーキを採用し、フロントは2ポットキャリパーが備わっています。
また、車高は高めに保たれており、オフロードでの走破性を物語る佇まいとなっています。
インテリアには、ブラックを基調とした布張りのシートが配置され、運転席と助手席にはレカロ製バケットシートを装備。スポーティさと実用性が同居する空間が広がっています。
一方で、社外製のカーオーディオ「カロッツェリア」ユニットが追加されており、純正のエアコンパネルは取り外されていました。
搭載されているエンジンは前述の6G74型で、吸気系には社外製のARC製エアボックスが装着されています。ミッションは5速ATで、現代の基準でも十分な動力性能を発揮する仕様です。
走行距離は約8.9万マイル(約14.4万km)で、現オーナーの手に渡ってからは約1000km走行されたとの記録が残されています。
また、ダッシュボード上にはコンパスや電圧計、油圧計が備わっており、当時の雰囲気を今に伝える仕様となっています。
エンジンルームも整備が行き届いており、2025年8月には各種フルードの交換が実施されています。
全体的にコンディションは良好で、ラリーホモロゲーションモデルとしての価値をしっかりと保っているといいます。
なお、今回のオークションでは20件の入札を集め、最終的に3万3500ドル(490万円)で落札されました。
このモデルの希少性とコンディションを考慮すれば、納得感のある取引だったといえそうです。
※ ※ ※
パジェロ エボリューションは、単なる特別仕様車ではなく、WRCやパリ〜ダカールなどの競技に挑み続けた三菱が生んだラリーホモロゲーションモデルです。
今回の個体も、丁寧に乗られてきたことがうかがえる好コンディションであり、当時のままの姿を残す貴重な一台でした。
今後もこうした希少車の価値は世界中のコレクターから注目を集め続けると考えられます。
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