「うっわ、懐かしい!」29年前に登場した“最強パジェロ”を米国で発見 ガンダムっぽいエアロが強烈な三菱「パジェロエボリューション」って覚えてる?
三菱の技術を結集したホモロゲーションモデル
2026年1月、アメリカのオンラインオークション「Bring a Trailer」で、1997年式の三菱「パジェロ エボリューション」が出品されました。
このモデルは、世界でもっとも過酷なモータースポーツ競技と言われる「パリ・ダカールラリー」への参戦のために開発されたホモロゲーションモデルであり、量産されたのはわずか2700台ほどにとどまります。
そもそも「パジェロ」は1982年に登場し、優れたオフロード性能と日常使いに適した快適性を兼ね備えたクロスオーバー4WDとして人気を博しました。
特に日本では、都市部にも似合うスタイリッシュなフォルムと、ラリーで培ったタフな走りが高く評価され、「RVブーム」を象徴するモデルのひとつとされました。
そのパジェロをベースに、1997年に誕生したのが「パジェロ エボリューション」です。

このモデルは翌1998年のパリ・ダカールラリー参戦を前提とした車両であり、単なる特別仕様車ではなく、三菱のラリー技術の粋を集めた本格的なオフロードマシンでした。
エクステリアは通常のパジェロとは一線を画し、大型の前後バンパーや張り出したオーバーフェンダー、ダクト付きのボンネット、ルーフスポイラーなどが特徴です。これらは空力と冷却性能を高めるために設計されており、見た目の迫力と実用性を両立しています。
搭載されるエンジンは3.5LのV型6気筒「6G74型」DOHCユニットで、MIVEC可変バルブタイミングシステムを採用。最高出力は280ps/6500rpm、最大トルクは約348Nm/3000rpmを発生します。
駆動方式は三菱の「スーパーセレクト4WD」で、走行状況に応じて2WDと4WDを切り替えることが可能です。
さらにフロント・リアともにリミテッドスリップデフを装備し、悪路でのトラクション性能を確保しています。
足回りには、当時としては画期的だった四輪独立サスペンション(ARMIE:All Road Multilink Independent Suspension for Evolution)を採用。オンロードでのしなやかな乗り心地と、オフロードでの圧倒的な接地性の両立を実現しています。
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