今もなお愛され続ける“青い怪物”!? 28年前のスバル「インプレッサ」がオークションで落札 400台限定で生まれた伝説の名車「22B STi」とは
WRC参戦の技術を反映したワイドボディモデル
2026年1月、アメリカのオークション「Bring a Trailer」で1998年式 スバル 「インプレッサ 22B STi」が出品され、落札されました。
ベースとなったスバル「インプレッサ」は1992年に登場し、水平対向エンジンとフルタイム4WDを組み合わせたモデルとして展開されました。
1990年代、世界ラリー選手権(WRC)において三菱「ランサーエボリューション」などの競合車種と順位を競い、技術開発が進められていた経緯があります。
今回出品された22Bは、スバルの創立40周年とWRCのマニュファクチャラーズタイトル3連覇を記念し、1998年に400台限定で販売された車両です。
このモデルの外観の特徴は、当時のラリー参戦車両の造形を再現した、前後で計80mm拡大されたブリスターフェンダーにあります。
専用のアルミ製ボンネットや大型のリアスポイラーが装着され、標準的なモデルとは異なる独自のスタイリングが採用されました。
そしてパワートレインには、排気量を2.2リッターに拡大した「EJ22改」型水平対向4気筒ターボエンジンが搭載されています。
最高出力は当時の国内自主規制値である280馬力ですが、低中速域のトルクを重視した特性が与えられました。

また、トランスミッションは5速マニュアルが組み合わされ、電子制御センターデフにより駆動配分を調整できる機構も備えています。
くわえて、足まわりはビルシュタイン製ダンパーやアイバッハ製スプリング、13対1のクイックなステアリングギヤレシオが採用されました。
こうした仕様は、公道走行可能な車両としてラリーカーの構成を投影したものであり、当時のスバルの技術を象徴する構成となっています。
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