最終章に生まれた至高の一台! 24年前の日産R34「GT-R」がオークションで落札 新車価格の10倍!? 285台の限定車“Mスペック・ニュル”の現在の価値とは
日本のモータースポーツ史を牽引してきたスカイラインGT-Rの血統
アメリカのオンラインオークション「Bring a Trailer」において、2002年式日産「スカイラインGT-R」の「Mスペック・ニュル」が出品され、落札されました。
スカイラインGT-Rは1969年にデビューしました。初代モデルは当時のツーリングカーレースで勝利を収めるために開発された純粋なコンペティション仕様としての性格が強いものでした。
その後、16年の空白期間を経て1989年に登場した「スカイライン GT-R(BNR32型)」からは、高度な電子制御技術を用いた4輪駆動システムを搭載し、世界的なスポーツカーとしての地位を確立しています。
今回オークションに登場したR34型は、第2世代GT-Rの完成形として位置づけられており、1998年の登場以来、高い走行性能と機能的なデザインによって現在も多くのファンを惹きつけています。
R34型の特徴は、それまでのモデルに比べてボディ剛性を飛躍的に高めた「ドライビングボディ」を採用している点にあります。
外観は、空力特性を考慮したシャープな造形となり、リアには角度調整が可能な可変式ウイングを装備するなど、スポーツ走行に特化した機能美が追求されました。
さらに、搭載されるエンジンは、名機として名高い空冷式インタークーラー付き2.6リッター直列6気筒ツインターボの「RB26DETT」型です。
また、トランスミッションにはゲトラグ製の6速マニュアルが組み合わされ、駆動系には電子制御トルクスプリット4WDの「アテーサ E-TS プロ」を採用しています。
当時の自主規制値である最高出力280馬力を公称していましたが、実際にはそれ以上のポテンシャルを秘めていることが一般的によく知られています。

さらにこの個体は「ニュル」と呼ばれる限定モデルであり、ドイツのニュルブルクリンクサーキットにちなんで命名されました。
ニュル仕様では、エンジンの主要部品の重量バランスが最適化されたN1仕様のパーツが組み込まれ、エンジンヘッドカバーがゴールドに塗装されている点が最大の特徴です。
足回りについても、リップルコントロールショックアブソーバーを備えた「Mスペック」専用のセットアップが施され、乗り心地と接地性能のバランスが図られています。
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