世界に1本だけ… 自分の言葉がそのまま腕時計に!? スウォッチが発表したAIを活用する次世代デザインツール「アイ・ダダ」とは
自由な表現と究極のパーソナライゼーション体験を可能に
SWATCH(スウォッチ)は、生成AIを活用した新サービス「AI DADA(アイ・ダダ)」を日本市場に導入しました。同サービスは、デザイン生成から製造、配送までを一体化した同社独自のオンラインプラットフォームです。
今回は、アイ・ダダの先行お披露目会・体験会に行き、実際にその凄さを体験してきました。
サービスはアカウントにログインするところから始まります。専用ページに進み、作りたい時計のイメージをたった300文字のプロンプトに入力。体験では自分の好きな自然や街、デザインについて書き込みました。
入力後、画面にはカウントダウンが表示され、約2分でデザイン案が提示されます。待ち時間は長く感じません。表示された瞬間、自分の言葉が視覚化された感覚がありました。抽象的な表現も、しっかりとデザインに落とし込まれています。
さらに、ベースモデルには人気シリーズ「ニュージェント」を採用。ムーブメントの色やインデックスの有無を切り替えながら印象の違いを比べました。細かな変更でも雰囲気が変わるため、ここが最も迷う工程です。
注文確定前の画面では、完成イメージを改めて確認できます。ケースに刻まれる「1/1」の表記も表示され、自分だけの1本であることを実感しました。発送は確定後3から5日との案内です。

体験して印象的だったのは「クリエイティブ・チャレンジ」の仕組みです。プロンプト入力は1日3回まで。さらに、生成デザインは保存できず、ページを閉じると消えてしまいます。
また、同じ言葉を再入力しても、まったく同じデザインは生成されません。偶然性と一回性が組み込まれているため、決断にはある程度の覚悟が必要です。この緊張感が、通常のカスタマイズサービスとは異なる体験を生み出しています。
長年のデザインデータをもとにAIが生成しているため、奇抜すぎる方向には振れず、どこかブランドらしさが残る点も確認できました。
名称は、1910年代半ばにチューリッヒで興った芸術運動ダダイズムに由来しているといいます。既成概念にとらわれない発想を背景に、ユーザーの自由なアイデアを時計デザインへと昇華させます。
アイ・ダダの日本上陸は、段階的なグローバルローンチにおける3つ目の大きな節目となり、今後さらに多くの国々で導入が予定されています。
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