街乗りも長距離ツーリングも快適で楽しめるよね! さまざまな年代に人気のADV ミドルクラス「アドベンチャーバイク」3選
続いてはカワサキとスズキの「650」アドベンチャー
●カワサキ「ヴェルシス650」
次に紹介するのは、カワサキ「ヴェルシス650」です。

ヴェルシスシリーズは、オンロードでのスポーツ走行性能を重視したアドベンチャーモデルとして独自の地位を築いています。
国内では「カワサキ プラザ」専用モデルとして展開されており、2026年2月現在も新車での入手が可能です。
外観デザインは、上位モデルの「ヴェルシス1000」の流れを汲む力強いフロントマスクを採用しており、アッパーカウルからリヤにかけての流麗なラインが特徴です。
そして、エンジンは排気量649ccの水冷並列2気筒で、最高出力は67ps、最大トルクは61Nmの設定です。
常用回転域でのレスポンスを重視したチューニングが施されており、スムーズな加速フィールを実現します。
また、電子制御や機能面では、カワサキ・トラクション・コントロール(KTRC)を搭載し、滑りやすい路面での安定性を高めています。
くわえて、4.3インチのTFTカラー液晶インストゥルメントパネルを採用し、専用アプリを介したスマートフォン接続機能も備えています。
サスペンションは、フロントに伸側減衰力とプリロードの調整が可能な41mm径の倒立フォーク、リヤに遠隔プリロード調整が可能なオフセットレイダウン・シングルショックを装備しており、積載量に応じた最適なセッティングが可能です。
なお、価格は116万6000円です。
●スズキ「Vストローム650」
最後に、スズキ「Vストローム650」を取り上げます。
このモデルは、2004年の登場以来、世界中で高い評価を得てきたスポーツアドベンチャーツアラーのロングセラーモデルです。
現在、国内向けの生産は終了していますが、中古車市場では依然として高い人気を保っています。
外観デザインは「Solid & Smart」をコンセプトに、スズキ伝統の「クチバシ」デザインを継承したシャープなラインが特徴です。
エンジンには排気量645ccの90度V型2気筒(Vツイン)を搭載し、最高出力は69ps、最大トルクは61Nmを発揮します。
V型エンジン特有の鼓動感と、高回転域まで伸びやかに回る特性が多くのライダーに支持されてきました。
また、機能面では2段階の介入度を選択できるトラクションコントロールシステムや、発進時のエンジン回転の落ち込みを抑制するローRPMアシストを装備しています。
くわえて、ワンプッシュで始動可能なスズキイージースタートシステムにより、日常的な使い勝手も考慮されています。
さらにバリエーションとして、キャストホイール仕様の標準モデルと、ワイヤースポークホイールやナックルカバーを装備した「Vストローム650XT」が設定されていました。
なお、新車価格は、標準モデルが99万円、XTモデルが103万4000円でした。
※ ※ ※
ミドルクラスのアドベンチャーモデルは、大型バイクならではの余裕と、日本の交通事情に即した扱いやすさが高度に融合したジャンルです。
それぞれのメーカーが独自のエンジン形式や機能を提案しており、ライダーのライフスタイルに合わせた選択肢が用意されています。
今後も、環境規制への対応や電子制御技術のさらなる進化により、このクラスの重要性はますます高まっていくことが予想されます。
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