スズキの大型アドベンチャーはなぜ“新時代のガソリン”に対応した? オンもオフもイケるスズキ「Vストローム800/800DE」に2026年モデルが登場
舗装路向けの「Vストローム800」と未舗装路向けの「Vストローム800DE」
スズキは、スポーツアドベンチャーツアラー「Vストローム800」と「Vストローム800DE」の2026年モデルを発表。その最大の注目は、同社の日本国内向けバイクとして初めて“E10ガソリン”に対応したことです。
“E10ガソリン”と聞いて、ピンとくるライダーはまだ少ないかもしれません。これはバイオエタノールを10%混合したガソリンのことで、欧州ではすでにスタンドに並ぶ標準的な燃料となっています。
日本では今のところ販売されていませんが、脱炭素の流れの中、国内のガソリン規格が将来的に変わる可能性はゼロではありません。スズキはそこで先手を打ちました。2026年モデルの「Vストローム800」と「Vストローム800DE」は、同社の国内向けバイクとして初めて“E10ガソリン”に対応してきたのです。
「Vストローム800」と「Vストローム800DE」は、毎日の移動からロングツーリングまで多彩なシーンにおける利便性を追求した、軽量で扱いやすい800ccクラスのアドベンチャーバイクです。
「Vストローム800」は舗装路や長距離ツーリングでの快適性と走行性能を重視している一方、「Vストローム800DE」は未舗装路での走行まで想定した設計・装備となっています。
2モデルに共通するパワーユニットは、775ccの水冷4ストローク並列2気筒エンジン。クランク軸に対して90度に一次バランサーを2軸配置するという、スズキ独自の特許技術“スズキクロスバランサー”により、振動を効果的に抑えながら軽量・コンパクトなエンジンを実現しています。

また、電子制御システム“スズキインテリジェントライドシステム(S.I.R.S.)”を搭載。3つの出力特性から選択可能な“スズキドライブモードセレクター(SDMS)”や、3モード+OFFから選べる“スズキトラクションコントロールシステム(STCS)”を備えているのもポイントです。
カラーバリエーションは、「Vストローム800」が落ち着いたメタリックを基調とした“オールトグレーメタリックNo.3”、存在感のある“キャンディダーリングレッド”、精悍な印象の“マットブラックメタリックNo.2”の3色展開。
対する「Vストローム800DE」は、アドベンチャーバイクらしいムードを強調する“チャンピオンイエローNo.2”、クリーンな印象を与える“パールテックホワイト”、引き締まった表情の“グラススパークルブラック”の3色が設定されます。
* * *
正直なところ“E10ガソリン”への対応は、日々のツーリングなどで体感できるメリットはありません。しかし、バイクは5年、10年と乗り続ける人が少なくない乗り物。「あのとき対応モデルを選んでおいてよかった」と思う日が来るかもしれません。愛車と長くつき合いたいライダーにとって、静かに効いてくるアップデートといえるでしょう。
●製品仕様
■Vストローム800
・価格(消費税込):130万9000円
・カラー:オールトグレーメタリックNo.3(QEB)、キャンディダーリングレッド(YYG)、マットブラックメタリックNo.2(YKV)
・車両サイズ:全長2255×全幅905×全高1355mm
・ホイールベース:1515mm
・シート高:825mm
・装備重量:223kg
■Vストローム800DE
・価格(消費税込):139万7000円
・カラー:チャンピオンイエローNo.2(YU1)、パールテックホワイト(QU2)、グラススパークルブラック(YVB)
・車両サイズ:全長2345×全幅975×全高1310mm
・ホイールベース:1570mm
・シート高:855mm
・装備重量:230kg
■共通仕様
・エンジン:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
・総排気量:775cc
・最高出力:82ps(60kW)/8500rpm
・最大トルク:76Nm/6800rpm
・燃料タンク容量:20リットル
VAGUEからのオススメ
ブローバが腕時計の常識を曲げてから10年…「CURV(カーブ)」10周年モデルが証明した小径化による究極のフィット感とクリエイション【PR】