やっぱスーパーカー世代にはカウンタックがササるよね! 最終進化版の「赤いランボ」を発見 総生産数657台走行わずか2万キロの極上「25周年記念モデル」とは
走行わずか2万キロ
2026年5月に開催されるコンコルソ デレガンツァ ヴィラ デステでのブロードアローオークション主催のイベントで、1990年式ランボルギーニ「カウンタック 25周年記念モデル」が出品される予定です。
どんなクルマなのでしょうか。
1988年9月、ランボルギーニは創業25周年を記念するモデルとして「カウンタック 25周年記念(Countach 25th Anniversario)」を発表しました。
1963年に登場した「350GT」から続くランボルギーニの節目を祝う存在であり、従来型カウンタック「LP5000QV」をベースに約500項目にも及ぶ改良が施されています。
デザインは若き日のオラチオ・パガーニが手がけ、拡大されたリアエアインテークや前後バンパーの再設計、中央が盛り上がったエンジンカバーなど、空力と冷却性能を意識した外観へと進化しました。
さらに、ワイド化された2ピース構造のOZ製ホイールには、当時登場したばかりのピレリPゼロタイヤが組み合わされ、足元からも高性能ぶりを支えています。
インテリアも大きく刷新。室内空間は拡大され、より現代的で快適な設計へと進化しました。
ドア下部には収納スペースが設けられ、シートは厚みを増し電動リクライニング機構を採用しています。ウインドウは手動式から電動式へと変更され、操作系も見直されました。さらに遮音性の向上やエアコン性能の強化により、日常的な快適性も大きく高められています。

一方でパワートレインは、5.2リッターV型12気筒エンジンに燃料噴射を組み合わせ、最高出力455psを発生する伝統の構成を踏襲しています。
5速MTや四輪独立懸架サスペンション、4輪ディスクブレーキといった基本構造も維持されていますが、空力改善や冷却性能の向上、さらにラリーチャンピオンのサンドロ・ムナーリによるシャシ開発によって、0-100km/h加速4.7秒、最高速度294km/hという歴代カウンタックでも最速の性能を実現しました。
総生産台数は657台で、カウンタックの最終進化形として特別な位置付けにあります。
本車両は1990年式の個体で、ボディカラーはロッソ・シヴィリア、内装はシャンパンレザーにカストルカーペットとネロのアクセントを組み合わせた純正仕様です。1990年5月20日に新車として納車されて以来、イタリア国内で保管されてきたと考えられており、2022年に現在のオーナーが取得しました。
その後、車両は徹底した調査と検証を経て、2024年2月にランボルギーニのクラシック部門による認証を取得しています。来歴と仕様の正確性が公式に確認されたことで、同年のシャンティイ・アート&エレガンスにも出展されるなど、高い評価を受けてきました。

走行距離は約2万2616kmで、付属品として認証書やキー、取扱説明書、整備記録、受賞トロフィー、掲載誌などが揃っています。
このように、メーカーからも高い評価を受けた本車両は、カウンタック最終型の中でも特に優れたコンディションを誇る1台です。
そんな1990年式ランボルギーニ「カウンタック 25周年記念モデル」、予想落札価格は50万ユーロから60万ユーロ(1ユーロ=187.1円換算で、日本円で約9355万円から1億1226万円)とされています。
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